石川・野々市市の女子中学生自死 いじめ加害生徒との調停終了 認めた4人が賠償

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4年前、いじめを訴えていた女子中学生が自ら命を絶った問題で、当時いじめを行ったとされる同級生らに、損害賠償などを求めた民事調停が、終了したことが明らかになりました。
2021年2月、石川県野々市市内の中学校に通っていた女子生徒が、自ら命を絶った問題で、市の第三者委員会は、同級生からのいじめが自殺の原因だったと報告しています。報告書では、ライングループから外すなど29行為をいじめと認定し、「情報共有や事実確認も不十分」などと、学校を批判しています。
亡くなった女子生徒の両親は、これまで市に対して損害賠償を求め提訴したほか、いじめを行ったとされる同級生8人に対しても損害賠償を求め、民事調停を申し立てていました。関係者によりますと、7人が加害行為を認めそのうち4人が賠償金を支払うなど、28日までに8人中7人の調停が成立したということです。
調停が不調に終わった残る1人に対しては、去年8月に提訴しており、165万円の損害賠償を求めているということです。

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