千葉・市川市のパチンコ店で8日、客の男が人気アニメ「エヴァンゲリオン」の初号機の顔を何度も揺らして破損させた。台は口が半開きで震える状態となり、修理代は約7万円。修理完了まで稼働停止となり営業に影響が出ている。男は常連ではなく会員カードも使っておらず、身元不明だという。
千葉・市川市のパチンコ店で8日午後5時頃、開いた口が塞がらないとんでもない迷惑客をカメラが捉えた。
台の上に設置されたのは、大迫力の演出でファンの心をつかんではなさない、大人気アニメ「エヴァンゲリオン」に登場する「初号機」の顔だ。
画面奥に座っている男性に注目すると、「初号機」の顔を上下に何度もガタガタと動かしている。どうやらこの男性は、掟破りの「暴走モード」に突入したようだ。
被害に遭った店のエリアマネージャーは「いくらお金使ったかわかりませんが、それで苛立って当たらないから、そういったいたずらをしたのかなって」と話す。
イタズラで1度ならまだしも、2度3度と襲撃を繰り返す男性客。
被害に遭った店のエリアマネージャーは「（客について）スタッフとか社員に聞いても、『あまり見かけないです』って。常連客ではないらしい。会員カードも使ってなかったみたいで、身元がわからない」と話した。
その後、スタッフが男性客の座っていた台を確認してみると、ガタガタと音を立て、口も半開き、しかも小刻みに震えている。
店によると、修理代は少なくとも約7万円。修理が終わるまでは稼働できず、営業に影響が出ているという。店は被害届の提出を検討している。（「イット！」4月21日放送より）