お金の貸し借り「半数は返らず」注意 中高生の親“5割が禁止”ルール

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新年度が始まりましたが、中高生の親が子どもと気を付けていることの中に「お金の貸し借り」があります。やがてはトラブルや事件に進展する恐れもあり、また「裁判をしても半数は返ってこない」と弁護士が注意を呼び掛けています。
「遊びに行く時には、行き先を伝えること」。これは、中高生の子どもと親との間で交わされているルールの中で最も多かった取り決めです。
アンケートでは、2位のスマホの利用時間などに次ぎ、3位にはおよそ45%の親子が「お金の貸し借りは禁止!」というルールを設けていました。
社会に出ても気を付けたいお金の貸し借り。若者の間では、インターネットなどを通じて発生する金銭を巡るトラブルが増える傾向にあるということです。
先月、東京・高田馬場で動画を配信していた佐藤愛里さん(22)がナイフで刺され、殺害された事件。
殺人の疑いで逮捕された高野健一容疑者(42)が、佐藤さんと知り合ったきっかけは、佐藤さんの動画配信を見たことでした。警察の取り調べに対し、高野容疑者はこう供述しているということです。
おととし、高野容疑者が佐藤さんに貸していた250万円ほどが返ってこないとして起こした裁判で、佐藤さんに支払いを命じる判決が出ていました。しかし…。
こういったケースは珍しいものではないと、専門家は指摘します。
トラブルは、どうやって防げばよいのでしょうか?
(「グッド!モーニング」2025年4月21日放送分より)

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