訪問看護不正で都が病院を処分 精神科480万円返還請求

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精神科病院「綾瀬病院」=2024年5月、東京都足立区
訪問看護で診療報酬を不正に請求していたなどとして、東京都は29日までに、足立区の精神科病院「綾瀬病院」に対し、新規の患者受け入れが6カ月間できなくなる行政処分を発表した。不正請求額約480万円の返還も求める。
病院は医療法人社団「綾瀬病院」が運営。4月11日から6カ月間、自立支援医療機関としての指定の効力が停止される。
都によると、看護師らが患者の自宅などを訪問せずに病院内で面談したにもかかわらず、訪問看護を実施したとして診療報酬を架空請求していた。
患者宅を訪問した際も、実際とは異なる時間を記録して報酬を請求。病院で医師が診察していないのに、再診料を請求する不正もあった。

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