国民民主党の玉木雄一郎代表は４日の２０２５年度予算案の衆院通過を受け、国会内で報道陣の取材に応じた。
今国会で玉木氏らは倏収１０３万円の壁瓩鮓直し、１７８万円に引き上げることを主張してきた。税制改正の関連法案は衆院本会議で採決され、所得税最低額を１６０万円に引き上げる修正が加えられた案が自民、公明両党と日本維新の会の賛成多数で可決された。
玉木氏は「一言で言って、物価高騰対策として不十分な予算だと思います。昨年の年末にわが党と自民党、公明党３党の幹事長で合意した２つの約束。１０３万円の壁を１７８万円を目指して今年から引き上げるということに関しては、中途半端な中身になってしまったことには残念です。低所得者に対しては一定程度、生存権を保障する観点で課税最低限が引き上げられた。現役世代、中間層に対する支援としては、非常に弱いものなっている」と批判した。
昨年から続くガソリン価格の高騰についても「ガソリンの暫定税率の廃止という２つ目の３党幹事長の合意についてもまったく予算に反映されておらず、です。実際、今年４月から始まる来年度、ここからガソリンの値下げが必要だと思いますけど、その方策がまったく示されていない意味では、国民の苦しい生活を救える内容になっていない意味で（採決で）反対しました」。
玉木氏は昨年の衆院選後、週刊誌で元グラビアアイドル・小泉みゆきとの不倫問題が報じられ、３か月の役職停止処分期間が明けて狢緝宿帰瓩靴討い拭
衆院本会議に先立って国会内で開かれた会見ではその後、小泉との関係について質問された玉木氏は「直接、連絡は取っていません。弁護士を通じた対応をしています。相手側のプライバシーにかかわるもので詳細は控えたい」とコメントしている。