薬を誤投与…患者死亡 神戸市の市立病院

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神戸市の市立病院は、肝機能が低下しているがん患者に本来は投与できない薬を誤って投与し患者が死亡したと発表しました。神戸市立医療センター中央市民病院によりますと、去年12月、尿管がんの70代の男性に免疫細胞の機能を高めるがんの治療薬、オプジーボを投与しました。オプジーボは副作用が大きいため血液検査で数値を確認することになっていますが、男性は肝機能の数値が基準値を超え本来は投与できない状態だったということです。担当の医師も男性の状態を認識していましたが、ほかの病気の治療に気を取られオプジーボの投与をやめるよう指示することを失念したということです。男性はことし1月に体調不良で入院し先月10日に死亡しました。病院は「健康を守るべきなのに信頼を損ねることになり深くお詫びする」としています。
神戸市の市立病院は、肝機能が低下しているがん患者に本来は投与できない薬を誤って投与し患者が死亡したと発表しました。
神戸市立医療センター中央市民病院によりますと、去年12月、尿管がんの70代の男性に免疫細胞の機能を高めるがんの治療薬、オプジーボを投与しました。
オプジーボは副作用が大きいため血液検査で数値を確認することになっていますが、男性は肝機能の数値が基準値を超え本来は投与できない状態だったということです。
担当の医師も男性の状態を認識していましたが、ほかの病気の治療に気を取られオプジーボの投与をやめるよう指示することを失念したということです。

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