X上で、ヤマト運輸の不在連絡票に酷似したチラシ広告が批判を集めている。
【写真】ヤマト運輸の“不在連絡票”に酷似したチラシ広告
《これよく見たら広告でした、本当に迷惑》
添えられた写真には、《通院ご不要連絡票》の文字が。《通院ご不要のため、こちらがお伺いします》と書かれた下には「配達」「集荷」「宅配ロッカーにお届けしました」
「ポストに投函できずに持ち戻りました」の項目があり、一見すると配達不在連絡票と見間違えてしまうデザインになっている。
「話題になっているのは、株式会社Oh my teethのチラシ広告のようです。2019年10月にスタートしたマウスピース矯正の会社で“日本初の通わないマウスピース矯正”を謳っています。
《※広告チラシです。荷物はありません》という注意書きもありますし、宛名や送り主をよく見れば歯科矯正の広告だと分かります。しかし、色味や形状、記載項目が不在連絡票とよく似ているので、多くの投函物の中に紛れていたら不在連絡票と勘違いしてしまう人も多いでしょう。数ある広告の中から少しでも手を留めて見もらうのがねらいなのでしょうが、受け取り手からすると《紛らわしくて迷惑だ》という印象を抱くのも不思議ではありません」(IT系ライター、以下同)
実際に、
《アイデアとしては面白いけど迷惑極まりない。詐欺に似た悪質さを感じる》
《これでイラッとしたから矯正が必要になってもここは選ばない》
《ヤマトの不在票まんまだけど法律的には大丈夫なの?会社としての信頼性を疑う》
と不信感を抱く声が寄せられていた。
また、他にも大きな問題があるという
「件のチラシ広告内に《宅急便》の文字がありますが、《宅急便》はヤマトホールディングス株式会社の登録商標です。許可を取って使用しているのかは定かではありませんが、無断で使用していれば問題になるのではないでしょうか」
SNS上でも、
《誰が見てもパッと見ヤマトだけど、ヤマトはこれ許可してるの?》
《宅急便ってヤマトの登録商標じゃなかった?これアウトじゃないの?》
《許可無しなら思いっきり商標権侵害》
との指摘が相次いだ。
この件について、会社としての見解やヤマトホールディングス株式会社に許可は取っているのかを株式会社Oh my teethに問い合わせたが、回答はなかった。
良くも悪くも話題になったOh my teethの広告。これも広告戦略のうち?