大阪府八尾市で子どもとみられる遺体を遺棄したとして、41歳の男が逮捕された事件で、司法解剖の結果、遺体は「推定6~7歳の女児」で、死因は「左腹部臓器挫裂・出血」だったことが分かりました。 大阪市平野区の無職・飯森憲幸容疑者(41)は去年11月ごろ、大阪府八尾市の住宅に衣装ケースにコンクリート詰めにした遺体を遺棄した疑いがもたれています。 遺体は飯森容疑者が当時同居していた姉の娘とみられていて、飯森容疑者は逮捕前の任意の聴取で「十数年前にしつけで叩き、朝起きたら冷たくなっていた。(自分の)父親に相談したらコンクリート詰めを提案され2人で実行した」と話していたということです。警察は飯森容疑者の80代の父親についても今後話を聞くことにしています。
▼司法解剖の結果… 遺体は「推定6~7歳の女児」死因は「左腹部臓器挫裂・出血」 大阪府警によりますと、司法解剖の結果、遺体は氏名不詳の女児(推定6~7歳)で、身長は約1m9cm、死因は「左腹部臓器挫裂・出血」であることが分かったということです。遺体はミイラ化していたということです。 警察は、何らかの強い外力が女児に加えられ、内臓が損傷し出血し死亡したとみて、傷害致死や殺人の疑いも視野に捜査しています。