「秋篠宮家とは完全に決裂」「眞子さんの気がかりも解消」佳代さん自伝エッセイに宮内庁内から聞こえてきた指摘

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秋篠宮家の長女・眞子さんと結婚した小室圭さんの母・佳代さんが自伝エッセイである『ブランニューデイ あたらしい日』(内外出版社)を出版したのは2月6日のこと。秋篠宮家や眞子さんの名は登場せず、佳代さんの半生を振り返る内容。親バカとも取れる圭さん自慢はご愛嬌として、アメリカ生活を謳歌しているであろう息子夫婦の邪魔にならぬようという配慮を窺わせるものとなっていたのだが、宮内庁内ではかなり厳しい評価が下っているという。
【写真を見る】佳代さんの自伝エッセイ その内容とは
同書では、ドイツ家庭料理店での修行を通じて学んだことを活かして行ってきた食育や圭さんら家族との関わり方、そして圭さんと眞子さんとの婚約報道後の苦悩などがつづられている。
秋篠宮家や眞子さんといった具体名は1度も登場せず、眞子さんは「配偶者」という表記をされている。さらに2017年末に報じられて祝福ムードに水を差し、現在にも禍根を残す元婚約者との金銭トラブルへの言及もなかった。
2022年5月、秋篠宮さまに直接取材したジャーナリストが、その肉声をまとめた書籍『秋篠宮』(小学館)が刊行された。秋篠宮さまへの37回に及ぶ取材を重ねたと訴えるだけあって、いわば秋篠宮さまがお墨付きを与えた1冊とされている。
「その中には、小室さん母子に対して厳しく映るような秋篠宮さまの接し方も描写されていました」
と、担当記者。
「佳代さんと元婚約者とのトラブルはそもそも小室家の問題であり、それは小室家が解決すべきだというのが秋篠宮さまのお考えでした。が、国民の理解を得られないとの判断のもと、結婚に関する一連の儀式を行わないことになりました」(同)
元婚約者とのトラブルが解決したとされるのは結婚後のことだった。
「解決したからといって秋篠宮さまの小室家に対する思いが好転することはありませんでした。両家は金銭トラブル報道以降ほぼ断絶状態でしたし、その後もそれが続いていました」(同)
この「ほぼ断絶」が今回のエッセイ出版によって「完全に決裂」に至ったとの見方もある。
「たとえ秋篠宮家の名前が出ていないといった“配慮”があるとしても、そもそも没交渉だった関係が良くなるということはあり得ないでしょう」(同)
「宮内庁内からは“表現の自由の観点から厳しいことは言えないが、黙っていてもらえたらよかったのに”とか“秋篠宮さまとのやり取りに触れるなら腹を固めたのかということで理解できなくもないが、佳代さん自身のこれまでを振り返るだけなら自制した方が小室さん夫妻にとっても良かったのではないか”“明らかに佳代さんのスタンドプレー。秋篠宮家とはこれで完全に決裂してしまった”などといった厳しい指摘が聞こえてきています」(同)
佳代さんは同書で、アメリカで圭さんたちと一緒に暮らすのではないかとの報道について否定した。具体的に《アメリカの司法試験に受かり幸せな生活を踏み出した彼らに水を差すようなことをするつもりはありません。彼らのことは「便りがないのは元気な証拠」と受け止めています》との記述がある。
「実際には、佳代さんが小室さん夫妻と同居を希望する意思があったことは宮内庁内にも伝わっていたと聞いています。眞子さんは同居について同意していなかったようです。今回の“水を差すつもりはない”という記述については眞子さんも気がかりだった点が解消されたという意味に取れると解釈しているようですね」(同)
同書の結びのタイトルは「Everything’s Gonna Be Alright(すべてはうまくいくよ)」。佳代さんの楽観的な人生観は伝わってくるのだが――。
秋篠宮さまのエッセイ集への反応については、関連記事(小室佳代さんの自伝に秋篠宮さまのご反応は? 「『穏やかに過ごせないものでしょうか』とお嘆きのご様子」)に詳しい。
デイリー新潮編集部

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