店の前にできた行列。その先にあるのは、おなじみの「M」の文字、マクドナルドです。
行列の訳は…?
大阪・豊中市の庄内駅近くにあるマクドナルド。「バンズがふわっとしている。『これは違うかも』となりました!」「揚げ物のレベルが異次元。冷めた時のサクサク感が違う気がする」など、いまSNSでこの店に関する投稿が相次ぎ、話題となっているんです。
“この店で提供される商品は他の店よりおいしい”とネットで大バズり。祝日だった24日は多くの人が訪れ、入店するまでに30分近くかかる事態に。
そして、25日も店には行列が。椅子が用意されていて、客は椅子に座ってお店の前で待っていました。
話題の店舗を記念撮影する人の姿も。
そして、待っている客の手には入店するための整理券が握られていました。
マクドナルドは2005年から「メイド・フォー・ユー」というシステムを導入。注文を受けてから調理し、できたてを提供する流れをマニュアル化しているため、全店で同じ品質を提供できる体制となっています。
国内で使用されているバンズやポテトは全て同じもの。それにもかかわらず、味が違うと話題になっているのはなぜなのでしょうか。
きっかけは3年前、あるラジオパーソナリティーが「シェフを呼んでくださいと言いたくなるくらいおいしい」と投稿したことでした。
この投稿が瞬く間に拡散。それ以降、繰り返し話題となっているのです。
では、本当においしいのか?広瀬キャスターが実食すると、「ちっちゃい時から、ずっと食べてきたチーズバーガーです。期待を裏切らない、いつもの安定感のあるチーズバーガーのおいしさです。(ポテトは)味は薄めです。ポテトそのものの味という感じです」とのこと。
お客さんに感想を聞いてみると、「噂のやつを食べられてうれしいです。パンちょっとふわふわじゃない?(ポテトが)できたてで、おいしいのがより際立ってるのと、ちょうど良い塩加減だなと思います」「ポテトの揚げ具合とか、バンズのやわらかさ、並んでるからそう思うだけかもしれないけど、私はおいしかった」という声が聞かれる一方、「いつもと変わらないなって思っちゃいます」「おいしいのはおいしいけど、わかんない」という人たちも。
また客からは、味の感想以外に「中の店員さんの対応がよかったです。商品そろっているかどうかの確認を逐一していたので、スピードはありました」「一人一人『寒い中お待たせしてすみません』と声かけしていたところとか、忙しいのに接客丁寧だったなと感じた」といった声もありました。
SNSでは、「マニュアル通りにやっているかに尽きる」「店の規模に対して人材が潤沢な状態なので、作りたてが提供できているのでは?」など、元マックのクルーだったという人たちによる“おいしさの秘密”についての考察が投稿されるなど、さらなる広がりを見せました。
日本マクドナルドは「イット!」の取材に「回答は差し控えさせていただきます」としています。