島根県と高知県を除く45都道府県に展開、ホテルの運営客室数は11万9000室以上と、2024年(令和6年)時点で、日本で業界1位を誇る『アパホテル』。
そのアパホテルの顔でもある元谷芙美子社長が、2月24日、朝日新聞社のニュースサイト『AERA dot.』のインタビューに登場。著名人に「お金」に対する思いや考え方を聞く不定期シリーズ「私とお金」の中で明かした、意外すぎるお金との付き合い方が話題となっている。
「同インタビューのなかで元谷社長は、のっけから『お金を貯めることにまったく興味がない』と発言。夫であり、アパグループ会長の元谷外志雄氏からも『使い切って生きなさい』と言われており、“宵越しの金は持たない”主義であることを明かしました。
そのうえで、現在の貯蓄額について聞かれると50万~60万円くらいであると驚きの告白。生活費で使う分以外は、すべて会社に上納して、ホテルなどの投資に使い切ってきたそうです。
またインタビューの中では、お金を貯めておくのが気持ち悪いくらいとも語り、独自の金銭哲学に基づく語録を連発していました」(週刊誌記者)
元谷社長が明かした金銭哲学に、X上では、
《江戸っ子みたい。宵越しのお金は持たない。でも経営はずうっと黒字》
《ほんと素敵な名言をされる方やなぁといつも思う お金は湧くもの あるから言えるのよと思うけどない私でもとてもそう思う》
《う~む、このメンタル素晴らしい。まじでこういう人の方がお金が回るのわかるわ。周りを幸せにするからお金も回るんだよね》
など、憧れるという声が多数寄せられたほか、
《この3ヶ月で飲み代で40万くらい消えて賢者モードになってたけど、ちょっと元気でたな!》
などの意見もあった。ビジネスライターが語る。
「アパグループは、夫で会長の元谷外志雄一族が株式を保有するアパ株式会社、アパグループ株式会社、アパホールディングス株式会社、アパホテル株式会社など同族経営による企業集団であり、芙美子氏はアパホテル株式会社の社長です。宵越しのお金は持たないというお金の使い方について、芙美子社長は『株式を上場しておらず、創業者一族のオーナーの一人なので、できることだと思います』と語っており、Xでも指摘されていたように『あるから言える』も確かでしょう。
ただ、それを差し引いても、芙美子社長の生き方には、成功するためのヒントがあると感じた方も多いのではないでしょうか」
芙美子社長が語る「お金との付き合い方」に、考えさせられた人は多いはずだ。