福岡県太宰府市で下水管の工事中、掘削した穴に土砂が流れ込み、中で作業をしていた男性が死亡しました。
警察によりますと、13日午後1時すぎ、太宰府市梅ケ丘の工事現場で「土砂採掘中に崩れた」「呼び掛けに応答しない」などと通報がありました。
現場では下水管の工事が行われていて、深さ約3メートルの穴の中で男性1人が穴を掘り下げる作業をしていたということです。
男性の他に警備員1人と作業員3人がいましたが、土砂が崩れる音を聞いて穴の中を確認したところ、首から下が土砂に埋まった状態の男性を発見したということです。
男性は60代とみられ、意識不明で病院に搬送されましたが、その後、死亡が確認されました。
警察は男性の身元の確認を急ぐとともに、土砂が崩れた原因について調べを進めています。