売上6億超…売春グループが開いていた「わいせつパーティ」の中身

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10年間で売上6億5000万円。
東京都内でわいせつなパーティを開き荒稼ぎしていた売春グループが、11月8日までに摘発された。警視庁保安課に逮捕されたのは、新宿区歌舞伎町の無職・沢村雅也容疑者(32)や小山麻代容疑者(42)ら男女5人。売春防止法違反(場所提供)の疑いだ。沢村容疑者は「間違いありません」と犯行を認めているが、他の4人は「売春が行われているとは知らなかった」と否認している。
「逮捕容疑となったのは、今年7月5日に新宿区百人町の民泊施設で行われたわいせつパーティです。不特定多数の男性応募者に対し、自称『セクシー女優』や『モデル』の女性数人が性的サービスを行っていたとか。警察へ『民泊で売春行為が行われている』という通報があり、犯行が発覚しました。
警察の捜査で、わいせつパーティは12年ごろから10年間にわたり開かれていたことが判明しています。開催は1ヵ月で多い時に15回。広い部屋のある民泊や、ビジネスホテルのスイートルームで行われていました。使われたのは、都内のホテル2ヵ所と民泊16ヵ所です」(全国紙社会部記者)
パーティはツイッターで告知されていた。参加した男性はグループLINEに登録。1ヵ月の予定が送られ、リピーターには割引もあったという。
「LINEには、〈〇〇さん撮影会 12月1日『新宿』15~朝5〉などと書かれてあったそうです。おそらく〈〇〇さん〉はパーティに参加する『セクシー女優』や『モデル』の名前で、数字は開催時間を表していたのでしょう。パーティは短くて4~5時間。当日の午後から翌朝まで、長時間にわたり開かれていたこともありました。
男性の参加費は、5000円から2万円ほどだったとか。リピーター割引もあり『良心的な価格』ということで、人気が高かったようです。売春グループは、10年間で6億円以上を稼いでいました。時には、泊まり込みの温泉バスツアーが企画されることもあったと聞いています」(同前)
パーティの中身は呆れたものだ。
「どのパーティでも、男性の相手をする女性たちの顔ぶれはあまり変わらなかったそうです。沢村容疑者の供述によると、毎回パーティに参加する『セクシー女優』は20代から50代の10人弱で男性は20人から60人。避妊具なしで、入れ替わり本番行為が行われることもあったとか。中には、性病にかかってしまった女性もいるといわれます」(同前)
わいせつパーティが行われていたホテルや民泊は、売春の実態を把握していなかったという。

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