「人として嫌なんだよ」「ぶん殴りたい」生徒への暴言や体罰で61歳中学校教師に停職6カ月の懲戒処分 埼玉県

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埼玉県の公立中学校で、自身が顧問を務める吹奏楽部の男子生徒に対して「人として嫌なんだよ」などの暴言や、頭を両手でつかむなどの体罰を行ったとして61歳の男性教師が停職処分を受けました。
埼玉県教育委員会によりますと、県内の公立中学校に勤務する男性教師(61)は2024年、顧問を務める吹奏楽部の練習中に3年生の男子生徒に対し、「人として嫌なんだよ」「ぶん殴りたい」などの暴言を浴びせたほか、胸ぐらをつかんで壁に押し当てたり、頭を両手でつかみ、けがをさせるなどの体罰を行ったということです。
生徒の保護者が学校に相談し、校長が確認したところ、男性教師は事実関係を認めたうえで聞き取りに対し「メンタルを強くしたいと思った」と説明しているということです。
県教育員会は「公務員に対する信用を傷つける行為」として男性教師を停職6カ月の懲戒処分としました。
また、対応が不十分だったとして、校長も戒告処分としました。

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