「正座させて蹴ったり」同級生語る43歳男の“素顔” 北九州中3殺傷事件

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

北九州市で中学生2人が刃物で殺傷された事件。逮捕された男の同級生が番組の取材に対し、男の変化を語りました。
なぜ理不尽な事件は起きたのか。容疑者の同級生が、その素顔を語りました。
北九州市で中学生の男女2人が刺されて死傷した事件。少し目線を向け、まっすぐ前を向き、足早に歩く男。19日、男子生徒への殺人未遂で逮捕された平原政徳容疑者(43)。20日に送検されました。
新たに分かったことがあります。
この事件では中学3年生の中島咲彩さん(15)が刃物で刺され死亡。男子生徒が重傷を負っています。
逮捕された平原容疑者の自宅や車などから、複数の刃物を押収。犯行に使用したとみられる刃物があったことが分かりました。
また服や黄色いサンダルなども押収していて、警察が鑑定を進めています。
なぜファストフード店だったのか。その一端も見えてきました。
事件前、店舗周辺の道路を徘徊(はいかい)していたという容疑者。警察は、事前に物色していた可能性も視野に捜査しています。
近隣住民が今年6月に撮影した動画です。午後8時にもかかわらず、容疑者のものと思われる声が住宅街に響きます。
今年初めごろから、拡声器などを使った騒音トラブルが目立つようになったという容疑者。
現在は一人暮らし。別居する母親と妹。さらに妻と中学生ぐらいの子どもがいましたが、今年より前に離婚していたことが分かりました。
5、6年前、同じアパートに住んでいた人は、全く違う印象を持っていました。
取り調べには応じているものの、動機は答えていないという平原容疑者。その学生時代を知る男性に話を聞きました。
平原容疑者と小中高の同級生で、同じバスケット部だったという男性。
物静かな一方、後輩には厳しい一面も見せていました。
北九州市で中学生の男女2人が刺されて死傷した事件。19日、男子生徒への殺人未遂で逮捕された平原容疑者。20日に送検されました。
小中高の同級生は物静かな一方、後輩には厳しい一面があったことを覚えていました。
卒業後も数回、部活の仲間で会っていました。
家庭環境についても、覚えていたことがありました。
ここ数年は、音信不通になっていたということです。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。