秋篠宮さまが吐露された「衝撃のフレーズ」 「“いじめの主体は国民”という趣旨のご発言は悪手」

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秋篠宮ご夫妻はさる3日、国交樹立100周年を記念し、トルコへの公式訪問に旅立たれた。9月には長男・悠仁さまも成年を迎えられ、皇嗣家の存在感は高まるばかりだが、11月25日に開かれた秋篠宮さまのお誕生日会見では「思わぬフレーズ」が飛び出していた。
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先月25日に赤坂東邸で行われたご訪問前の会見で秋篠宮さまは、悠仁さまの将来について言及され、
〈海外で学ぶ機会を得てほしい〉
〈本人も海外に身を置いて、そこで学ぶことの必要性というものを最近は感じるようになってきたような印象を受けている〉
などと口にされていたのだった。
「同じ日、この会見の後には、先月30日に59歳となられた秋篠宮さまのお誕生日に際する会見が、引き続き行われました。ここで秋篠宮さまは、悠仁さまの最近のご様子について『高校3年生の秋ですから、毎日を忙しく過ごしています』と仰り、進路については『もちろん話し合うことはあります』とされながらも、具体的な言及はなさらず、『今は勉強をしているのがほとんどでしょうか』と述べるにとどめられたのです」(宮内庁担当記者)
悠仁さまの進路については、もっぱら紀子妃が切望なさっているという東大をはじめ筑波大、そしてご関心分野から東京農大などの名も挙がっており、
「中でも『学校推薦型選抜』を用いて東大農学部を受験されるとの見方が強まっています。その場合、12月2日には提出書類による第1次選考の結果が発表されており、高校の校長やご本人に結果が通知されたはず。続いて今月15日には、農学部の面接試験が本郷キャンパスで行われる予定になっています」(前出の記者)
一方、悠仁さまの進路にとどまらず、秋篠宮さまが“国民の声”にことさら気をもまれている実情が、今回の会見ではあらわになったという──。
「9月11日のお誕生日に際し、紀子さまが公表された文書には、秋篠宮家に対するバッシング情報について『心穏やかに過ごすことが難しく、思い悩むことがあります』と記されていました」
とは、先の記者。ご一家へのバッシングはもっぱら長女・眞子さんと小室圭さんとの結婚に端を発しており、その後も悠仁さまの高校ご入学の経緯や佳子さまのお一人暮らしなどを巡って批判が起きていた。
会見で記者会は、宮内庁が4月からインスタグラムを活用して天皇、皇后両陛下のご活動を中心に発信している点に触れつつ、ご一家へのバッシングの「受け止め」を尋ねていたのだが、
「秋篠宮さまは『バッシング情報というのは第三者と当事者では意味合いが異なってくると思います』と切り出され、『当事者から見るとバッシングというよりも“いじめ的情報”と感じるのではないかと思います』と述べられたのです」(同)
いわば一部の国民に対して“ご不満”を漏らされた格好であり、さらに続けて、
「『情報発信の全体のうちどれぐらいの割合がそういう情報なのか、それを俯瞰しないとどう受け止めるかは難しいと思う』と述べられました。また、そうした中で宮内庁に何か求めることについては『なかなか難しい』とされつつ、『“いいね”じゃない方の、逆の、あれ(注・バッドボタン)をとにかくクリックするぐらい、それ以外には思いつかない』と口にされたのでした」(前出の記者)
武蔵大学の千田有紀教授(家族社会学)が言う。
「秋篠宮家に批判的な書き込みをしている人がどの程度いるのかは不明ではありますが、今回のご発言は、“いじめの主体は国民である”と秋篠宮さまが仰ったと世間では受け止められることでしょう。これまでご一家に生じたトラブルについて国民は、秋篠宮さまが十分に向き合われているとは捉えておらず、“自分たちに寄り添って下さっていない”と感じていると思われます。そこが批判の要因になっているにもかかわらず、そのような声を『いじめ』と表現なさったのだから、悪手だったと言わざるを得ません」
一方で今回の会見に秋篠宮さまの「魂の訴え」がある、と読む識者もいる。不満の対象は国民のみならず政府もなのではないか、というのだ。12月5日発売の「週刊新潮」では、秋篠宮さまが吐露された心情について、さらに詳しく報じている。
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「週刊新潮」2024年12月12日号 掲載

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