野村証券元社員の強盗殺人未遂起訴、奥田社長が謝罪「絶対にあってはならない事態」…報酬一部返上

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元社員が強盗殺人未遂罪などで起訴されたことを受け、野村証券の奥田健太郎社長は3日、東京都内で記者会見し、「被害者の皆様、多くの関係者に多大なる心配とご迷惑をおかけしたことを深くおわび申し上げる。絶対にあってはならない事態で大変重く受け止めている」と陳謝した。
経営責任を明確化するため、奥田氏は月額報酬の30%を3か月分返上する。
元社員は7月28日の事件当時、同社広島支店で営業を担当しており、顧客だった広島市の高齢夫婦宅で睡眠作用のある薬物を服用させて住宅に放火し、金を奪ったとして逮捕・起訴された。
野村証券は11月、個人営業部門の社員が顧客を訪問する際、事前に上席者が承認するルールを設けるなどの再発防止策を発表した。

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