タクシー運転手 “意識なくし”車に追突…事故後もアクセル“踏み続け”

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機械音とともに、激しく立ち上る白い煙。タクシーが白い車を後ろから押し出す形になり、後輪から煙が噴き出しています。
すると、白い車から降りてきたドライバーが、タクシーのエンジンを切り、ようやく止まりました。
4日、北海道函館市で起きた事故。一体、何が起きたのでしょうか?
事故を撮影した人:「(白い車は)右折するために、信号を待っていて、タクシーは2台目で止まっていたと思う。停止の状態から、(タクシー運転手が)意識をなくされて、おそらくアクセルをどんどん足の力で踏み込んでいって。前の車にゆっくりぶつかったまま、そのまま突っ込もうとした」
警察によりますと、タクシー運転手は運転中に何らかの発作が起きて、事故当時は意識不明の状態だったということです。
その後、救急車が到着する前に意識を取り戻し、命に別状はないということです。
白い車のドライバーの対応について、元交通捜査官は、次のように話します。
元千葉県警 交通捜査官・熊谷宗徳氏:「明らかにおかしい状態だったので、運転手さんはすぐに後ろに駆け寄ったが、素晴らしい対応だったと思う」
そのうえで、こうした事故を目撃した場合は、道路上に飛び出さず、警察に通報してほしいということです。

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