【独自】「市民の七不思議」電柱に謎の貼り紙“1300枚以上”を貼りつけて回る男…社会やPTAへの不満書き殴る 福島・郡山市

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福島・郡山市で、街中を巡って謎の張り紙を貼りつける男性の姿がカメラにとらえられた。紙には社会への不満などが書き殴られており、今までに約1300枚以上もの張り紙が確認されているという。その後、警察によって男性が特定され、撤去命令が下されている。
福島・郡山市で20日、夜明け前の午前3時半ごろに撮影されたのは、歩道に乗り上げて停車する1台の車だ。車から降りてきた人物は、何やら街路樹をガサゴソといじったあと、走り去っていった。
謎の人物が去ったあと、街路樹に貼られていたのは謎の“張り紙”。
撮影者は、「実はこれ、郡山市民の七不思議ではないんですけど、誰がやってるんだろうっていうのは、ずーっといわれてるんですよ」と話す。
“郡山市民の七不思議”とは何なのか、その張り紙には何が書かれていたのか。取材を進めると、その一端が明らかになった。
謎の車は、6月に反対側の道にも現れていた。車は歩道を走行して電柱の真横で停車すると、運転席からフードをすっぽりとかぶった男性とみられる人物が降りてきた。
男性は、後部座席から板状のものを取り出すと、電柱にヒモのようなものを通して落ちないように、上下をしっかりとくくりつけていた。
その後、男性は作業が終わると車に戻り、そのまま走り去っていった。
撮影者によると、段ボールには殴り書きのメッセージが貼りつけられていたという。その内容は、「社会への不満というか、PTA役員の不満をけっこう書いてあったり、自治会のこと」だったという。
撮影者は、警察や市に通報した。
郡山市は、2023年度に同様の張り紙を80枚ほど撤去し、2024年度は25日までに1300枚以上を撤去しているという。
また市は、警察に通報しており、張り紙を貼った人物が特定され、撤去命令に従わなかった場合は50万円以下の罰金が科されるという。(「イット!」 11月26日放送より)

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