「生理的に無理」「はぁ?と思った」須藤早貴被告が“紀州のドン・ファン”元夫との生活を赤裸々告白 覚醒剤は野崎さんから購入頼まれたと主張

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2018年、和歌山・田辺市で、“紀州のドン・ファン”こと、野崎(崎は立つ崎)幸助さん(当時77)が急性覚醒剤中毒で死亡した事件。野崎さんを殺害した罪に問われている元妻の須藤早貴被告(28)が、8日の被告人質問で、弁護側の質問に答えた。法廷で、須藤被告は夫婦生活の詳細を語ったほか、事件の鍵を握る覚醒剤について、野崎さんに頼まれて購入したと主張した。
紀州のドン・ファンの元妻が8日、法廷で自ら語った夫との関係。
須藤早貴被告:(野崎さんは)お金くれるしラッキーと思った。「結婚してください」とか「アモーレ」「北海道ナンバーワン」「ハッピーオーラ」「ハッピーエレガント」とか社長から一方的に言われて、「ありがとうございます」と言ったら、ブチッて(電話を)切られる。“イタ電”みたいだなと思った。
上下黒のパンツスーツで現れた早貴被告は、幾分痩せた印象。法廷で語るのは、無罪を主張した9月の初公判以来だ。
須藤早貴被告:(野崎さんの)自宅の階段がすごい傾斜で、(野崎さんを)後ろから支えてあげたら、「年寄り扱いしないでください」と言われて、「はぁ?」と思った。
まず、初めて野崎さんの自宅に行った日のことを赤裸々に語った早貴被告。
須藤早貴被告:(Q. 2階に上がったあとは?)スーツを脱いでバスローブに着替えていました。その時オムツをしていて、それを見てひいた記憶があります。
その後の野崎さんとの関係について、早貴被告は…。
須藤早貴被告:(野崎さんは)結婚してくださいと。(Q. どう答えた?)じゃあ毎月100万円ちょうだいねとか言った気がします。
さらに、契約のような結婚だったと証言。
須藤早貴被告:田辺が田舎だから、こんなところには住めませんと答えました。社長(野崎さん)は家政婦みたいに週1から月に10日来てくれればいいよって。(Q. あとは何か条件は?)あなた(野崎さん)と(性交渉)できませんと。生理的に無理だなと思って。
さらに早貴被告は、野崎さんのことを、態度がコロコロ変わる「コロちゃん」、子どものようだったと話した。
そして8日の法廷では、裁判の焦点の1つ「覚醒剤の購入」についても質問が。
これまでの裁判では、覚醒剤の売人とされる人物が出廷し、早貴被告とみられる人物に売ったなどと証言していた。
一方、早貴被告は8日、男性機能の不調を訴えた野崎さんから、覚醒剤の購入を頼まれたと答えた。
須藤早貴被告:社長(野崎さん)から「もうダメだから覚醒剤を買ってきてくれませんか」と言われた。冗談だと思い、「お金くれるならいいですよ」と言ったら、20万円渡してくれたので受け取った。
その後、早貴被告は、野崎さんからさらなる催促を受け、インターネットで売人に接触。封筒に入った白い塊を購入したと語った。
須藤早貴被告:(Q. 野崎さんの反応は?)ありがとうございますと。(Q. その日、野さんに変化は?)なかった。翌日夕食の時に「あれ使いもんにならん。にせもんや。もうお前には頼まん」と言われた。
早貴被告は、覚醒剤購入のため売人に接触したことは認めた一方、その購入したものが野崎さんの体調に異変を及ぼすものではなかったと主張した。
被告人質問は8日を含め3回行われ、判決は12月12日に言い渡される。(「イット!」11月8日放送より)

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