安倍元首相は「トランプさんを好きだったワケじゃない」青山和弘氏が明かす本当の関係

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政治ジャーナリストの青山和弘氏が9日、ABCテレビ「教えて!ニュースライブ 正義のミカタ」にリモート出演した。
番組で米大統領選に勝利し、トランプ氏が大統領に返り咲いたことを取り上げた。この結果を受け、石破茂首相がトランプ氏とどう対峙するかが注目されている。安倍晋三元首相はゴルフ外交を通じてトランプ氏と信頼関係を構築した。
青山氏は8年前に大統領選に勝ったばかりのトランプ氏に会い行く安倍元首相を同行取材した。「この時、外務省はものすごく反対した。トランプさんはまだ大統領になってないから。日米同盟の基本とかアメリカの外交戦略についてレクチャーも受けてない。そんなトランプさんと会って、変な合意したり、変な話をされたら困るということで反対した。だけど安倍さんは一種の賭けに出て懐に飛び込んだ」と解説。その結果、ゴルフでは18ホール終った後にハーフをやり、合計27ホール回るような仲となり「アメリカ政府から言うと異例を超えて、異様な関係だった」と語った。
青山氏によると「安倍さんはトランプさんを好きだったワケじゃないんですよ。『本当に気難しいし、疲れる。だけど国益のためにやってるんだ』」と言っていたという。
また先日、石破首相を取材した際の会話の内容も紹介。「『安倍さんと同じことができないし、やる必要はない』って。ある意味、割り切ってるんですね」と明かした。続けて「石破さん流でやっていくしかないんですが、安倍さんと同じことは誰にもできない。石破さんが日本の総理大臣として国益を守るためにアメリカの大統領と話す環境をどう作れるのか。ここをやってもらうしかない」と期待を寄せていた。

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