「短時間で高収入が得られる」「ホワイト案件」という甘い言葉を信じて、SNSで高額バイト応募したら、いつのまにか特殊詐欺事件、広域強盗事件の実行犯にさせられていた……。
今年8月以降、いわゆる「闇バイト」による強盗事件が首都圏で相次いでいる。闇バイトに集まる彼らは、なぜいとも簡単に、怪しげな募集文句に騙されて人生を棒に振ってしまうのか?
それを考える上で、いま再び注目を集めているのは、一連の詐欺・強盗事件「ルフィ事件」である。
中桐「クリスマス遊ぶマネーがないです」
ミツハシ「仕事あるから心配ないよ」
中桐「すぐありますか。仕事が中毒です」「今ばりばりほしいです」
(読売新聞2023年7月26日付から筆者が再構成)
――たくさんのマスコミが訪れた?