500円玉のはずが“500ウォン”「気付かない」各地で被害…価値10分の1 過去にも悪用

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

皆さんも、財布の中を確認したほうがいいかもしれません。各地で「500円玉」ではなく、不正に使われた「500ウォン玉」が紛れ込む事態が相次いでいます。
SNSにこう投稿したのは、東京・葛飾区にある創業60年の銭湯「喜久の湯」です。並べられた9枚の硬貨の写真も投稿されています。
9枚の500円玉、下の段の真ん中に注目すると…。
店主の言う「500ウォン」とは韓国の硬貨です。喜久の湯では、料金の支払いは現金のみ。そのため利用客から受け取った500円玉の中に500ウォン硬貨があった可能性があります。
500ウォンは日本円でおよそ50円。価値は10分の1です。
2つの硬貨は直径26.5ミリで同じ。500ウォンは7.7グラム、旧500円玉は7.0グラム。およそ3年前の令和3年11月以降に発行された新しい500円玉は7.1グラムです。
これまでにも500円玉と似ている500ウォンを悪用した事件がありました。
1997年、この時警察が押収した500ウォン硬貨はなんと1万4000枚。重さを近づけるため、いくつもの穴が開けられた500ウォン硬貨もあり、傍らには加工道具も見受けられます。
SNSでは、再びの500ウォン硬貨を巡る騒動に困惑の声が相次いでいます。
都内の銭湯と同じく、利用客から支払われた現金に500ウォンが混ざっていたと訴えるのは、九州の青果店です。
男性の店では過去にも、売り上げ金の中から500ウォン硬貨が見つかっています。
さらに、こんな心配もあるといいます。
別の店から、お釣りとして500ウォンを受け取ってしまった人がいました。
運悪く500ウォンをつかまされてしまっても、使ってはいけません。
また、店側は500ウォン硬貨を支払った人が誰か分からなくても諦める必要はないといいます。
(「グッド!モーニング」2024年10月21日放送分より)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。