「娘を注意した教官に二度と会わせないで」“度を超えた要求”する自動車教習所のカスハラ客たち

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近年、客が従業員に対して悪質なクレームや言動で就業環境を害する「カスタマーハラスメント」が話題になっています。いわゆるカスハラに対しては、毅然と対応すると表明する企業が増えるなど、社会問題となっています。
そうした中、クルマの運転免許を取るために通う教習所でも、ときどきカスハラが問題になります。いったいどんなカスハラがあったのか、指定自動車教習所の指導員として約10年間勤務した経験を持つ筆者が、その実例を紹介しましょう。

教官を指定すること自体は問題ありませんし、そういった指名制度のようなものは多くの教習所で用意しています。しかし、その母親の要求は、ほんの些細な注意すらするなというのです。

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