橋下徹氏 石破次期首相の10・27衆院選に「急に今まで言っていた筋論を曲げると世論は一気に変わる」

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元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏(55)が30日、フジテレビの情報番組「めざまし8(エイト)」(月~金曜前8・00)に出演。次期首相の石破茂自民党総裁は10月9日に衆院を解散し、衆院選を「10月15日公示、27日投開票」の日程とする意向を固めたことに言及した。
石破氏は近く衆院選の「10月15日公示、27日投開票」の日程を表明する。派閥裏金事件の逆風を踏まえ、新政権の浮揚効果が見込めるうちに衆院選に臨んだ方が得策と判断した。
解散前に有権者に判断材料を示すため、所信表明演説や衆参両院の代表質問の後に、党首討論を通常の45分間から時間延長して開催する案を調整している。
橋下氏は「これはまずいと思います。選挙に勝つためには今、上昇気流、石破さんになって軒並み期待値が高まっているという世論調査も出ていますので、早く解散して総選挙に打って出るというのは、選挙に勝つためにはそうなんでしょうけど」と理解を示しつつ、「石破さんは総裁選の討論会でも“すぐには解散しない”と。“しっかり議論をする”と言っていた」と指摘。
さらに「昨日もフジテレビの朝の番組で、石破さんと野田さんとご一緒させてもらったんですが、野田さんから“ちゃんと議論しようよ”ということで、石破さんは前向きに答えていたんですよ」と説明。
そのうえで「石破さんってそういう筋を通す姿勢だったり、自民党の時の政権に対しても批判的なことを言うということで国民全体から期待値が上がっていたのに、急に勝つために今まで言っていた筋論を曲げるということになると本当に世論は一気に変わる。期待値がしぼんでしまうんじゃないかなとちょっと心配しています」と自身の考えを述べていた。

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