維新候補者幹部が“スパイ行為” 偽名で他陣営に30回出入り 出馬取りやめ離党

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次の衆議院選挙で日本維新の会から立候補を予定していた陣営の幹部が、偽名を使ってライバル事務所に出入りする、いわゆるスパイ行為が疑われる事態が発覚しました。
それは異例の不祥事でした。
問題となったのは、次の衆議院選挙で立候補を予定していた日本維新の会所属、松井春樹氏の個人事務所の元事務局長です。
名前を偽り、同じ選挙区の北神圭朗衆議院議員(57)の事務所に出入りしていました。
元事務局長が北神議員に接触したのは去年12月。北神議員の講演会に出席し、偽名で所属も大学生と偽ったうえで、こう話かけてきたといいます。
それから半年間で北神事務所に30回以上出入りし、ポスター貼りなどの手伝いをしていたほか、北神議員と選挙戦略について話をしたこともありました。
実は、元事務局長は去年12月の時点で「他陣営と接触している」と松井氏に報告していたといいます。
実際に元事務局長の単独行動だったのでしょうか?
松井事務所のスタッフはこう話します。
北神議員は怒りをあらわにします。
偽名を使いライバルの選挙事務所に出入りする行為は法律上どのような問題があり得るのでしょうか?
松井氏は自身の関与を否定しましたが、責任をとって出馬とりやめと離党を申し出て、すでに受理されています。
(「グッド!モーニング」2024年9月26日放送分より)

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