小泉進次郎氏が世襲批判に思いを熱弁 河野太郎氏は改善策提言

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自民党総裁選(27日投開票)に立候補した小泉進次郎元環境相が22日、NHK「日曜討論」に出演し、野党からの世襲批判について私見を述べた。
小泉氏は「世襲批判があっても有権者の皆さんに選んでいただけるようにという姿勢を示すために、小選挙区の単独立候補で比例重複はしない。これを15年間貫いてきました。そして公明党の推薦も受けない。この2つをずっと続けています。一発勝負でダメなら退場。その思いでやってきて、ありがたいことに選び続けていただいています。世襲の批判がありながらも、国のために必要だと思ってもらえるように自ら律して真剣に政治と向き合っていきたい」と熱弁。
同じく世襲の河野太郎デジタル相は「引退する議員の親族が半ば自動的にその後継になるというのは改めなければいけないと思います。もう1つ問題なのは、引退する議員の政治資金団体の代表者に、その親族がなることで相続税を回避しているかのようなお金の引き渡しというのがイカンと思います。議員が引退したら政治資金団体に残った金は公庫に返納する。後継の議員は新しい政治資金管理団体を作る。そこは徹底するべきだと思います」と改善策を提言した。

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