「電磁波攻撃が無いと分かっていたとは認めるな」悪質探偵が精神疾患つけこみ契約料詐取か

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精神疾患のある依頼者から契約料を不正に得たとして、探偵会社の社長らが逮捕された事件で、社長が当時の部下に対し、書面で口止めを指示していたことが分かりました。
探偵会社、社長の安藤巨樹容疑者(49)と元部下の男2人は、おととし、当時50代の男女から「電磁波攻撃を受けている」などの相談を受けた際、依頼者に精神疾患があることを知りながら契約を結び、あわせておよそ80万円の契約料を不正に得た疑いが持たれています。
その後の捜査関係者への取材で、安藤容疑者が警視庁の捜査開始後に元部下に対し、書面で「電磁波攻撃が無いと分かっていたとは認めるな」などと指示していたことが分かりました。警視庁は安藤容疑者が、不正を認識しながら摘発を逃れるために口止めを図ったとみて調べています。

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