千葉県で「リレーアタック」とみられる手口で高級車を盗もうとした窃盗グループが逮捕されました。容疑者の1人は、今年6月、盗んだ高級外車マセラティで、東京都内で歩道に突っ込む事故を起こし、車の中にリレーアタックに使う機器を残したまま逃げていました。
渡辺功二容疑者(38）とコロンビア国籍のディエゴ・アレハンドロ・バジョナ・ロドリゲス容疑者(36）ら5人は今年3月、千葉県習志野市の駐車場で時価およそ400万円の「アルファード」を盗もうとした疑いがもたれています。
犯行の手口はスマートキーの電波を悪用して車のカギを開ける「リレーアタック」とみられています。
関係者によりますと、バジョナ・ロドリゲス容疑者は今年6月、港区で、別の事件で盗んだ高級外車マセラティに乗って歩道に突っ込む事故を起こし逃走していましたが、その車内から「リレーアタック」に使う機器が見つかり、事件が発覚したということです。警察は余罪が数十件にのぼるとみて詳しく調べています。