【危険】急に開いたドアが自転車直撃…体ごと転倒 専門家“自動車側が確認を”

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11月1日午後1時ごろ、埼玉県川口市の住宅街にある、一般道を走行する車。
前方の信号が赤になり停車したところ、左側にある自転車専用通行帯を、2台の自転車が走り抜けていきます。
1台目のチャイルドシートが付いた自転車が、前方に停車している車を追い抜いた瞬間、止まっていた車の助手席のドアが突然開き、後ろから来ていた2台目の自転車と激突。
ドアの直撃を受けた自転車の人は、体ごと道路にたたきつけられてしまいました。ドアを開けた女性は車を降り、倒れた人の元へ駆け寄ります。
目撃者:(自転車に乗っていた人は)頭からぶつかっていたので、結構痛かったんじゃないかなって。もしタイミング悪かったら、子供を乗せる自転車も直前で走っていたので、それも巻き込んでいたら、もっと大変なことになっていたなと思って、本当にびっくりしました
目撃者によると、前を走行していた自転車には、小さい子供も乗っていたと言います。
目の前で突然起きた「想像もできなかった」という今回の事故。専門家は…
エジソン法律事務所 大達一賢 弁護士:自転車の側に、人が急に降りて来る事を予測させるっていうのは、ちょっと酷なんじゃないかと。道路交通法上、自動車の運転者は、同乗者が安全を確認しないままドアを開けないように配慮する義務がありますが、動画の自動車では、停車後に特にそのような配慮もないままに扉を開けていることを考えると、自動車の側に非があるものと考えます
ドライブレコーダーの映像を見てみると、停車した車は、自転車とぶつかるまでハザードランプを点灯しておらず、ランプが点灯したのは救助活動を始めてからでした。
そして、今回の事故ではもう一つ、注目する点があるといいます。自転車が走行していた車線が、道路の1番左側で塗装が変わっている“自転車専用の車線”であることです。
エジソン法律事務所・大達一賢 弁護士:自転車専用の通行帯があるということは、ここを自転車が走っているという蓋然性が高いので、なおさら後続の自転車に対して、配慮する義務が加わるのではないかと考えられます
(めざまし8 11月2日放送)

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