郵便物・荷物2827個を廃棄…大阪・西成郵便局の10代社員「配達しきれなかった」

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日本郵便近畿支社は28日、大阪市西成区の西成郵便局の10歳代の男性社員が、計2827個の郵便物と荷物を配達せずに捨てていたと発表した。
同支社は、西成署に郵便法違反の疑いで被害届を提出した。
発表では、男性社員は今年6月中旬~7月下旬、郵便物を同区内の人目のつかない屋外7か所に投棄した。同月31日、住民からの「マンションと住宅の間に郵便物の束がある」との連絡で発覚。この地域を担当する男性社員は、同支社の聞き取りに廃棄を認め、「配達しきれなかった」と説明したという。
同支社は、警察の捜査結果を踏まえて処分を検討するとし、「お客様にご迷惑をおかけし、深くおわび申し上げる。事態を真摯(しんし)に受け止め、社員指導を徹底する」としている。

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