【解説】「死ぬほど嫌いな家事」に1万以上の声… “大掃除”同じ「嫌」なら秋のほうがいいワケ

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誰もが1つや2つの「嫌いな家事」があるだろうと思います。ただ、今の時期は“嫌な気持ち”をぐっとこらえて、掃除をするのが効果的だそうです。●みんなの“嫌いな家事”は●冬にラクするために●面倒な○○掃除のコツ以上のポイントを中心に詳しく解説します。「効率的な掃除」の段取りや方法も伝授します。■「死ぬほど嫌いな家事」1万以上の声が… 掃除と洗濯に関するものが“2トップ”家電メーカー、シャープが10月18日に公式ツイッターで、「なんとなく今後の参考にするので、死ぬほど嫌いな家事をおしえてください。私はアイロンです」とツイートしたところ、1万以上の“死ぬほど嫌いな家事”が集まったということです。

次のような家事が挙げられていました。●ガス台、魚焼きグリルの掃除●弁当箱、水筒のパッキン洗い●炊飯器のふた洗い●お風呂、排水口の掃除“鏡の水あか落としが嫌”という意見もありました。●シーツ、布団のカバーかけ●洗剤などの詰め替え作業●洗濯物をたたむ“自動たたみ機をつくってほしい”という切実な声も聞かれました。●掃除機に絡まった髪の毛を取る結局、掃除と洗濯に関するものが“2トップ”でした。日頃の不満をはき出す場所がなかなかないということもあり、非常に盛り上がっていましたが、こうしたさまざまな意見をシャープの人は「サッシの掃除や洗剤の詰め替えなど、いわゆる“名もなき家事”の存在が改めて浮かび上がった」と受け止めているということです。これだけの意見が集まると商品開発に期待が高まるわけですが、担当者に「狙い」を聞いてみたところ「私は商品開発に直接関わる仕事ではないのでわかりません。ただ期待はしています」と話していました。また、「嫌いを軽減するのに競合も業界もありません」ともツイートしていて、名だたる企業の名を挙げ「見て、工夫して、商売してください」と呼びかけていました。■“大掃除”「冬よりも秋がおすすめ」 そのワケは?皆さんが苦手な家事ですが、秋におすすめなのは、掃除だということです。家事代行マッチングサービス、タスカジ代表の和田幸子さんに話を聞きました。大掃除というと「年末にやる」という固定観念がありますが、“冬よりも秋がおすすめ”だということです。次のようなメリットがあるからです。(1)水が使いやすい冬は水が冷たいので、少しぬるいだけでもだいぶマシになります。冬はとにかく苦痛です。(2)乾きやすい秋は冬より晴れている日が多いです。(3)汚れが落ちやすい寒いと、かたまって落ちにくくなる汚れが多いそうです。(4)体を動かしやすい同じ“おっくう”な家事でも、「体を動かしやすい時期にやろう」ということです。■何からやればいい? 「秋掃除」おすすめランキング何からやればいいのか、タスカジ代表・和田さんに“秋の掃除おすすめランキング”というものも聞きました。【1位】ベランダの掃除これも当然、外気にさらされるからなのですが、和田さんにコツも聞きました。乾いている状態から、いきなり水をかけるのはNGです。結局、細かい砂や汚れが泥のようになって取りにくくなるといい、まずは乾いた雑巾やほうきでほこりを取り除いてから、ぬれ雑巾やデッキブラシなど、水を使う掃除をするのがいいということです。【2位】窓周りの掃除水を使うし窓も開けるということで、寒くならないうちがいいです。しかも、掃除の後、乾きやすいです。【3位】エアコンの掃除今の時期なら、掃除の最中もエアコンなしで比較的快適に過ごせるので、チャンスです。【4位】クローゼットや押し入れの掃除衣替えのタイミングで一旦、全て空にして掃除すると、カビやダニの予防もできます。【5位】換気扇の掃除洗う水の温度はもちろんのこと、気温も1、2℃違うだけで、だいぶ油汚れが落ちやすくなるといいます。冬に持ち越さない方がいいです。和田さんは「小さいことのようでも、このような技、テクニックを取り入れるだけで、ものすごく効率が上がることを実感できる」と話していました。そして、コツとしては、一度に全部済ますのではなく、3回ぐらいに分けて行うことがいいそうで、それにはちょうど今ごろから始めるといいということです。 ◇このような掃除のコツについて一つひとつ聞くと、目からうろこの理由があります。効率的に成果が出れば、苦手な家事を前向きに変えることにもつながるということなので、ぜひこの秋にお試しください。(2022年10月31日午後4時半ごろ放送 news every. 「知りたいッ!」より)
誰もが1つや2つの「嫌いな家事」があるだろうと思います。ただ、今の時期は“嫌な気持ち”をぐっとこらえて、掃除をするのが効果的だそうです。
●みんなの“嫌いな家事”は●冬にラクするために●面倒な○○掃除のコツ
以上のポイントを中心に詳しく解説します。「効率的な掃除」の段取りや方法も伝授します。
家電メーカー、シャープが10月18日に公式ツイッターで、「なんとなく今後の参考にするので、死ぬほど嫌いな家事をおしえてください。私はアイロンです」とツイートしたところ、1万以上の“死ぬほど嫌いな家事”が集まったということです。
次のような家事が挙げられていました。
●ガス台、魚焼きグリルの掃除
●弁当箱、水筒のパッキン洗い
●炊飯器のふた洗い
●お風呂、排水口の掃除“鏡の水あか落としが嫌”という意見もありました。
●シーツ、布団のカバーかけ
●洗剤などの詰め替え作業
●洗濯物をたたむ“自動たたみ機をつくってほしい”という切実な声も聞かれました。
●掃除機に絡まった髪の毛を取る
結局、掃除と洗濯に関するものが“2トップ”でした。日頃の不満をはき出す場所がなかなかないということもあり、非常に盛り上がっていましたが、こうしたさまざまな意見をシャープの人は「サッシの掃除や洗剤の詰め替えなど、いわゆる“名もなき家事”の存在が改めて浮かび上がった」と受け止めているということです。
これだけの意見が集まると商品開発に期待が高まるわけですが、担当者に「狙い」を聞いてみたところ「私は商品開発に直接関わる仕事ではないのでわかりません。ただ期待はしています」と話していました。
また、「嫌いを軽減するのに競合も業界もありません」ともツイートしていて、名だたる企業の名を挙げ「見て、工夫して、商売してください」と呼びかけていました。
皆さんが苦手な家事ですが、秋におすすめなのは、掃除だということです。家事代行マッチングサービス、タスカジ代表の和田幸子さんに話を聞きました。
大掃除というと「年末にやる」という固定観念がありますが、“冬よりも秋がおすすめ”だということです。次のようなメリットがあるからです。
(1)水が使いやすい
冬は水が冷たいので、少しぬるいだけでもだいぶマシになります。冬はとにかく苦痛です。
(2)乾きやすい
秋は冬より晴れている日が多いです。
(3)汚れが落ちやすい寒いと、かたまって落ちにくくなる汚れが多いそうです。
(4)体を動かしやすい同じ“おっくう”な家事でも、「体を動かしやすい時期にやろう」ということです。
何からやればいいのか、タスカジ代表・和田さんに“秋の掃除おすすめランキング”というものも聞きました。
【1位】ベランダの掃除
これも当然、外気にさらされるからなのですが、和田さんにコツも聞きました。乾いている状態から、いきなり水をかけるのはNGです。結局、細かい砂や汚れが泥のようになって取りにくくなるといい、まずは乾いた雑巾やほうきでほこりを取り除いてから、ぬれ雑巾やデッキブラシなど、水を使う掃除をするのがいいということです。
【2位】窓周りの掃除
水を使うし窓も開けるということで、寒くならないうちがいいです。しかも、掃除の後、乾きやすいです。
【3位】エアコンの掃除
今の時期なら、掃除の最中もエアコンなしで比較的快適に過ごせるので、チャンスです。
【4位】クローゼットや押し入れの掃除
衣替えのタイミングで一旦、全て空にして掃除すると、カビやダニの予防もできます。
【5位】換気扇の掃除
洗う水の温度はもちろんのこと、気温も1、2℃違うだけで、だいぶ油汚れが落ちやすくなるといいます。冬に持ち越さない方がいいです。
和田さんは「小さいことのようでも、このような技、テクニックを取り入れるだけで、ものすごく効率が上がることを実感できる」と話していました。そして、コツとしては、一度に全部済ますのではなく、3回ぐらいに分けて行うことがいいそうで、それにはちょうど今ごろから始めるといいということです。

このような掃除のコツについて一つひとつ聞くと、目からうろこの理由があります。効率的に成果が出れば、苦手な家事を前向きに変えることにもつながるということなので、ぜひこの秋にお試しください。

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