「耳をすませば」トトロもすぐそこに ジブリパークが開園

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「夢だけど、夢じゃなかった!」――。スタジオジブリ作品の世界を表現した「ジブリパーク」が1日午前、愛知県長久手市の愛・地球博記念公園内にオープンした。ジェットコースターなどの派手なアトラクションはないが、映画の主人公になったような気分になれるのが特徴だ。映画監督の宮崎吾朗氏と愛知県の大村秀章知事が、待ちわびたファンらを出迎えた。
【名場面を再現した「ジブリの大倉庫」】 全5エリアのうち、ジブリ作品のキャラクターや名場面などを再現した「ジブリの大倉庫」、「耳をすませば」の舞台となった骨董(こっとう)品店などを模した「青春の丘」、「となりのトトロ」で描かれた昭和30年代の田園風景が広がる「どんどこ森」が先行開業した。

メインエリアとなるジブリの大倉庫前では午前10時の開門を前に、人気アニメのコスプレをしたファンら500人以上が行列を作った。先頭に並んでいた金沢市の看護師、香月崇宏さん(47)は、午前7時半過ぎに一番乗りしたという。「初日のチケットが取れたので、最初に入れたらと思った。一番になり緊張している。名場面に入り込める展示が楽しみ」と話した。 夜行バスで友人と駆け付けた東京都町田市の介護福祉士、金澤美咲さん(27)は「物心ついた時からジブリ映画を見てきたので、ワクワクしている。たくさんジブリの世界を体感できたら」と笑顔を見せた。 残る2エリアも、2023年度内のオープンを予定している。県などによると、全面開業後の年間来場者数は約180万人、経済波及効果は年間約480億円を見込んでいる。 入場は日時指定の事前予約制で、来年1月分まではエリアごとにチケットが必要。2月分から抽選をやめて先着順とし、ジブリの大倉庫と青春の丘をあわせて観覧できる共通チケットを販売する。【酒井志帆】
全5エリアのうち、ジブリ作品のキャラクターや名場面などを再現した「ジブリの大倉庫」、「耳をすませば」の舞台となった骨董(こっとう)品店などを模した「青春の丘」、「となりのトトロ」で描かれた昭和30年代の田園風景が広がる「どんどこ森」が先行開業した。
メインエリアとなるジブリの大倉庫前では午前10時の開門を前に、人気アニメのコスプレをしたファンら500人以上が行列を作った。先頭に並んでいた金沢市の看護師、香月崇宏さん(47)は、午前7時半過ぎに一番乗りしたという。「初日のチケットが取れたので、最初に入れたらと思った。一番になり緊張している。名場面に入り込める展示が楽しみ」と話した。
夜行バスで友人と駆け付けた東京都町田市の介護福祉士、金澤美咲さん(27)は「物心ついた時からジブリ映画を見てきたので、ワクワクしている。たくさんジブリの世界を体感できたら」と笑顔を見せた。
残る2エリアも、2023年度内のオープンを予定している。県などによると、全面開業後の年間来場者数は約180万人、経済波及効果は年間約480億円を見込んでいる。
入場は日時指定の事前予約制で、来年1月分まではエリアごとにチケットが必要。2月分から抽選をやめて先着順とし、ジブリの大倉庫と青春の丘をあわせて観覧できる共通チケットを販売する。【酒井志帆】

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