【なぜ】満席のラーメン店で“刃物”男が乱入 店長が刺殺される 逮捕されたのは元アルバイト・動機不明 群馬・太田市

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

群馬県・太田市の営業中のラーメン店で、店長の男性が、刃物で刺されて死亡した事件で、現行犯逮捕された元アルバイトの男が、けさ、身柄を検察庁に送られた。容疑を殺人未遂から殺人に切り替えられて送検されている。2人に面識はあるとみられているが、動機は分かっていない。
無職の藤井翔平容疑者(31)は、おととい正午すぎ、太田市飯田町のラーメン店で、店長の真下陽介さん(42)を刃物で刺し、駆けつけた警察官に現行犯逮捕された。真下さんは、病院に運ばれたが、首や胸などを刺されていて、およそ2時間半後に死亡が確認された。
藤井容疑者は、かつて、この店でアルバイトとして働いていたという。真下さんとも面識があるとみられている。当時、店は営業中で、およそ30人の客がいて、満席状態だったという。真下さんも含めて、6人の店員が働いていたとのこと。
調べによると藤井容疑者は、店の厨房の中に入り込み、持っていた包丁のような刃物で、真下さんを襲ったとみられている。その様子を見た男性客が「店長が刺されている」と110番通報したという。刺された真下さんの他に、ケガ人はいなかった。
群馬県警の調べに対して藤井容疑者は「間違いありません」と容疑を認めている。これまでに、犯行の動機や、藤井容疑者がアルバイトを辞めた理由、トラブルの有無などについては分かっていない。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。