紀藤弁護士 斎藤知事の“県でもらって個人で食べた”発言は「横領ないし背任、あるいは窃盗」

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弁護士の紀藤正樹氏が24日、X(旧ツイッター)を更新し、パワハラやおねだりなどの疑惑を内部告発された兵庫県の斎藤元彦知事について言及した。
斎藤知事は23日、報道陣から「カニやカキをもらった記憶は?」と問われ、「あくまで県として受領させていただいた。それでやはり賞味する物などについては、個人で食べさせていただいたり、味わうってことはありました」と答えた。
この回答について紀藤氏はXに「珍回答。県としてもらったものを個人として費消したら横領ないし背任、あるいは窃盗では。業務の一環として費消したと言わないといけない場面」と、斎藤知事の回答では罪に問われかねないと指摘した。
さらにその後、「補足」として「県としてもらったのであれば、県の業務の一環として、県の業務として今後その食材の宣伝等をするか否かを決定するため等の理由で、その業務を行う部門の責任者当で試食するなどしたと答えるのが『正答』です。県の業務であれば、情報公開も可能で県民も事後の検証性があります」と投稿。県として受領したのなら県の業務として使う必要があるが、「個人で食べさせていただいた」という回答は間違っていると指摘した。

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