コロナ新ワクチン、接種率4% 開始1カ月、出足低調

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オミクロン株対応ワクチンの接種回数の推移
新型コロナウイルスのオミクロン株に対応した新ワクチンの接種率が、全人口の4%にとどまり、低調な出足となっていることが政府集計で29日、分かった。9月20日の接種開始から1カ月が過ぎた。流行「第7波」が小康状態になり、危機感が薄れていることや、オミクロン株の「BA・5」対応品の選択肢が広がるのを待つ「接種控え」が起きたことが、伸び悩みの原因と政府関係者はみている。
政府は、ワクチン接種を冬場に懸念される流行「第8波」に備えた対策の柱に据えており、年内に接種を完了するよう国民に呼びかけている。
10月20日ごろには全国で1日に約168万回打てる体制が整った。

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