東京都に「記録的短時間大雨情報」を発表 野川と仙川について今後氾濫のおそれ

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気象庁は午後6時40分、東京都に「記録的短時間大雨情報」を発表しました。板橋区付近と練馬区付近では、午後6時半までの1時間におよそ100ミリの猛烈な雨が降ったということです。
また、埼玉県の朝霞市と和光市にも「記録的短時間大雨情報」が発表されました。
また、気象庁は午後6時35分、東京都を流れる野川と仙川について、今後、氾濫のおそれがあるとして、河川氾濫危険情報を発表しました。
これまでに降り続いた大雨で、災害発生の恐れが高まっています。ただちに身の安全を確保してください。
<避難について>
特に崖や川の近くなど危険な場所にいる方は、地元市町村が避難情報を発表していないか確認し、状況に応じてただちに「立ち退き避難」や「屋内安全確保」など、適切な避難行動をとってください。
また、市町村が定めた避難場所などへ避難することがかえって危険な場合は、崖や沢から少しでも離れた頑丈な建物や、少しでも浸水しにくい高い場所に移動するなど、身の安全を確保してください。
避難する際は、特に土砂災害に対しては、自宅や今いる場所の外に出て、市町村が定めた近くの指定緊急避難場所や、安全な場所にある親戚や知り合いの家、ホテルなどへ行く「立ち退き避難」が原則です。
なお、洪水や高潮に対しては、ハザードマップなどを参考に、屋内で身の安全を確保できるかを確認したうえで、自らの判断で安全な上の方の階に移動するか、安全な上層階に留まる「屋内安全確保」も可能です。
<記録的短時間大雨情報とは?>
「記録的短時間大雨情報」は、その地域にとって数年に一度しか降らないような記録的な大雨が、短い時間のうちに観測されたことを伝えるもので、5段階の警戒レベルのうち、避難が必要とされる警戒レベル4以上に相当する状況で発表されます。
地元の市町村がすでに「避難指示」を発表しているか、まもなく発表するような、災害発生の危険度が高まっている状況です。重大な災害から身を守る行動をお願いします。

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