真夜中の富士山 9合目に120人野宿 国籍不明の集団が“弾丸登山”ご来光目当てか

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富士山頂近くで弾丸登山をしたとみられる120人ものグループの姿が撮影されました。山梨県は規制内容の強化について議論する考えを示しました。
真っ暗闇の中、野外で横たわって休む多くの人たち。今月21日の深夜0時すぎ、富士山の9合目にある山小屋前で撮影された映像です。彼らは危険な弾丸登山を集団で行った人たちだとみられます。
保温性の高いアルミ製のシートにくるまっている人もいれば、何もかぶらず体を小さく丸めるだけで横たわっている人もいます。
聞こえてくる声は、日本語ではありません。
禁止が呼び掛けられている弾丸登山を強行した国籍不明のグループ。彼らがこの場所で休んでいた理由は…。
撮影時、天気は晴れていて風も少なかったといいます。しかし、山の天気は変わりやすいのが常です。
さらに山頂付近の7月、最低気温の平年値は2.8℃。医師は富士山特有の気温の変化に注意が必要だと指摘します。
山梨県側では、今年から5合目の登山道のゲートを午後4時に閉鎖するなど規制をもうけています。
こうした規制に一定の成果が見られる一方で、山梨県知事は、さらなる規制の見直しについても議論する考えを示しました。
(「グッド!モーニング」2024年7月27日放送分より)

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