石丸伸二氏(41)が語った「女、子ども」発言批判への“反論”「チャンバラじゃないですか、どう考えても」《元乃木坂46を“一蹴”した理由は…》

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東京都知事選(7月7日投開票)で約165万票を獲得し、現職の小池百合子氏(72)に次ぐ2位となった前安芸高田市長の石丸伸二氏(41)が「週刊文春」の電話取材に応じ、選挙後に物議を醸した「女、子ども」発言の真意などについて語った。
【画像】落選が確実となった石丸氏が見せた“笑顔”
京都大学経済学部卒で元バンカーの石丸伸二氏 時事通信社
政治部デスクの解説。
「石丸氏は完全無所属を掲げ、都知事選で大きな躍進を遂げました。報道陣から国政進出への意欲を問われると、『例えば、広島1区。岸田(文雄)首相の選挙区です』と述べるなど、今後の動向が注目を集めています」
一方で、その歯に衣着せない言動が、波紋を広げている。例えば、投開票日にはフジテレビ系の「Mr.サンデー“七夕決戦”都知事選SP」にリモート出演。元乃木坂46の山崎怜奈(27)が公約に関する質問を投げかけると、「大変申し訳ないですが、前提のくだりが全く正しくないと感じましたよ」などと一蹴。山崎は翌8日、自身のX(旧Twitter)に〈あー怖かった、でも楽しかった〉と投稿し、彼女に同情が集まる展開となった。

さらに、11日にはテレビ朝日系「グッド!モーニング」にVTR出演。石丸は山崎とのやり取りについて、「真剣勝負で切ったら、相手は竹刀も持ってなかったみたいな。ただ、あれはもう一遍あの場に居ても、同じふうにやっちゃう。女、子どもに容赦するというのは優しさじゃないと思っている」とし、「優しく言ってあげればよかったのかな?(頭を)ポンポンってやってあげる感じが良かったのかな? でも、それも失礼。相手もプロとしてあの場にいらっしゃるから」などと振り返った。
この「女、子ども」発言が、再び波紋を広げることになる。都知事選で石丸氏の後塵を拝した蓮舫氏(56)も早速、自身のXに〈「女子ども」かぁ。20年前の国会で当たり前の景色だったことを思い出しました〉と投稿するなど、批判的な見解も相次いだ。

こうした声を石丸氏はどのように受け止めているのか。改めて本人に聞いた。
――「女、子ども」発言について。
「文脈のなかで見ないからですよ。(前段で)真剣勝負っていう話をして、(実際にはそうじゃなくて山崎が持っていたのは)竹光とまで言ってるんですよ。チャンバラじゃないですか、どう考えても。
10分にまとめられた動画ですら、切り抜かれてるのに、さらにそこから一部分(「女、子ども」の部分)だけ切り抜いて(問題視する)というのは、明らかにポジショントーク。特定の何か初めから誹謗中傷する目的があってやっている動きでしかないと思います」
7月17日(水)12時配信の「週刊文春 電子版」および7月18日(木)発売の「週刊文春」では、実際に石丸氏と岸田首相が広島1区で激突した場合の「当落予測」や、石丸氏の恋人遍歴や銀行マン時代の評判、選挙戦終盤に起きた選対本部長とのトラブル、さらに、より詳しい石丸氏との一問一答などについて掲載している。
(「週刊文春」編集部/週刊文春 2024年7月25日号)

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