台風18号に加えて、22日(土)は台風19号と台風20号が発生しました。今年は台風の発生数が多く、平成以降では2番目タイの多さとなっています。台風19号は日本への直接的な影響はありませんが、台風20号の影響で沖縄の先島諸島では大雨となっています。台風18号は26日(水)頃に沖縄本島地方に最接近し、沖縄では大荒れの天気となるおそれがあります。また、台風の間接的な影響で太平洋高気圧が強まり、九州から関東を中心に危険な暑さとなりそうです。
今年は台風の発生ペースが多い 22日(土)は19号と20号が発生

今年は台風の発生が多くなっています。22日(土)午前9時に台風19号がトンキン湾で発生、正午には先島諸島近海で台風20号が発生しました。年明けから8月までの台風発生個数として、平成(1989年~)以降では2番目タイの多さとなっています。(平成以降で8月までの多い順2018年:21個、1994年と2026年:20個)22日(土)15時現在、台風18号、台風19号、台風20号と3個の台風が発生中です。このうち台風19号はトンキン湾でほとんど停滞し、その後26日(水)には熱帯低気圧に変わり、日本への直接的な影響はないでしょう。一方、台風18号と台風20号は日本に影響がありそうです。
台風20号 沖縄の先島諸島で大雨

まず、すぐに影響がでているのが台風20号です。台風20号は先島諸島近海を西へゆっくり進むでしょう。台風に変わる前の熱帯低気圧の段階から沖縄の先島諸島に大雨を降らせ、宮古島市城辺(グスクベ)では11時20分までの12時間で276.0ミリの雨が降り、8月1位の記録を更新しました。これは8月の平年の雨量を超えるような大雨です。15時現在、宮古島市や竹富町にレベル4土砂災害危険警報が発表されています。23日(日)にかけて沖縄の先島諸島では台風周辺の湿った空気の影響で、大気の非常に不安定な状態が続く見込みです。非常に激しい雨や激しい雨の降る所がある見込みで、レベル4危険警報やレベル3警報を発表される地域が広がるおそれがあります。土砂災害に厳重に警戒し、低い土地の浸水に警戒してください。台風20号に暴風域はありませんが、23日(日)にかけて風が強く、波はうねりを伴って高いでしょう。強風や高波にも注意が必要です。24日(月)には台風20号は東シナ海で熱帯低気圧に変わるでしょう。
台風18号 沖縄では26日(水)頃に大荒れの恐れ

強い台風18号は、23日(日)に非常に強い勢力に発達し、小笠原近海へ進むでしょう。26日(水)頃にはやや勢力は落とすものの強い勢力で、暴風域を伴ったまま沖縄本島地方へ最も接近し、27日(木)頃には先島諸島へ接近する見込みです。沖縄では暴風が吹き、警報級の大雨となるおそれがあります。海上は大しけとなりますので、海岸付近には近づかないでください。台風18号のその後の気象庁の進路予想はまだでていませんが、海外や日本の気象予測モデルでは中国大陸へと進む予想のものが多くなっています。
九州~関東では危険な暑さ 40℃以上の酷暑日か

台風は今のところ本州付近を直撃する可能性は低いですが、間接的な影響を与える可能性があります。来週前半にかけて太平洋高気圧の勢力が強まり、西日本や東日本で危険な暑さとなりそうです。台風の中心付近には強い上昇気流があり、空気が上空まで運ばれたあと、これ以上は上に行けないという限界の高度があるため、その先は周囲で下降気流となり、太平洋高気圧の勢力を強めることがあります。九州から関東で猛暑日地点(最高気温35℃以上)が続出し、特に25日(火)は8月7日以来の200地点超えとなる見通しです。熊本市や佐賀市など九州では40℃と酷暑日となる所があるでしょう。東京都心では35℃と、8月2日以来の猛暑日となりそうです。8月も下旬になりましたが、再び災害級の暑さとなるおそれがあります。熱中症に警戒が必要です。熊本地震の被災地でも危険な暑さとなりますので、復旧作業中の熱中症に警戒してください。