新潟市は5月1日午前10時から、民生委員に提供している約1万4000人余分の高齢者・児童の名簿を紛失したとして会見を開いています。紛失が確認されたのは、地域での見守り活動を目的として市の民生委員・児童委員に提供している高齢者名簿・児童名簿など合わせて1万4448人分です。去年12月、民生委員の改選にともない、新任委員へ名簿などの引継ぎを行う際、39人分の児童名簿が誤って廃棄されていることが判明し、その後、新たな名簿の紛失が発覚。2月26日付けですべての民生委員に連絡し、名簿の点検を行った結果、合わせて1万4448人分が紛失していたことが明らかになったということです。

5月1日午前10時時点で、外部への情報流出や被害は確認されていないということです。市は再発防止のため、市と民生委員の受け渡しの記録を確実にとり、名簿は「個人情報の取り扱いについて」の注意書きとともにファイル管理するなどの対策をとるということです。また個人情報の提供のあり方について、市職員、民生委員を対象に研修を実施するとしています。民生委員・児童委員は、「民生委員」と呼ばれることが多く厚生労働大臣から委嘱された無報酬のボランティアで任期は3年。各地域を暮らしやすいまちにするため様々な活動を行ったり暮らしに関する相談を受けたりしています。民生委員が児童委員を兼職していて、法律では守秘義務が課せられています。ことし4月1日現在で新潟市には1296人が活動しています。