カフェインレスコーヒーの市場が拡大しスーパーなどでは紅茶を含めて多くの商品を目にするようになりました。カフェインの過剰摂取は健康にも影響を及ぼしますが、カフェインレス人気の背景には生活の質を上げるニーズや仕事のスタイルの変化もありそうです。■販売金額、2019年の約2倍に森圭介アナウンサー「消費動向を調査するインテージによると、カフェインレスコーヒーの市場規模は2019年から上がっています。去年の販売金額は60億円を超えていて、2019年のデータと比べると約2倍になっています。コーヒーは飲みますか?」

斎藤佑樹キャスター「すごくよく飲みます。(1日に)4~5杯は飲みます。(カフェインレスコーヒーは)あまり飲まないですけど、お店に行った時にたまに頼むことがありますね」■「カフェインレス」表記の商品数は?森アナウンサー「最近はよく見るようになりましたよね。全日本コーヒー協会によると、カフェインを90%以上除去したコーヒーのことをカフェインレスやデカフェと呼びます。これらの商品の幅が今、広がっています」「東京・目黒区のスーパー『東急ストア 都立大学店』で、どれくらいカフェインレスの商品があるのか探してみました。コーヒー以外にも、カフェインレスの紅茶もあります」「このスーパーで取り扱っているカフェインレスと表記している商品は28種類ありました(取扱い商品は店舗・時間帯により異なります)」■「紅茶」も…売り上げ40%超↑森アナウンサー「このスーパーでのカフェインレスコーヒーは、 2020年度は2025年度と比べて種類が1. 5倍に増え、売り上げも20%以上増えているそうです。カフェインレス紅茶も売り上げが40%以上増えています」鈴江奈々アナウンサー「私はお茶派ですが、やっぱりカフェインレスの方が夜などに飲んだ時に安心して眠れるので、積極的にカフェインレスをとるようにしていますね」直川貴博アナウンサー「私もカフェインレス紅茶(を飲みます)。いろんなフレーバーもあるんですよ。大学時代はコーヒーショップでアルバイトしていましたが、妊婦さんらだけではなく、結構カフェインレスコーヒー(の注文が)出てましたね」■リモートワークも? 市場拡大のワケ森アナウンサー「消費者庁によると、カフェインの過剰摂取はめまいや動悸(どうき)など健康にも影響があります。健康志向の高まりでこういったものを選ぶという方もいるのかもしれません」「市場が拡大している理由について、全日本コーヒー協会副会長である美鈴コーヒーの鈴木修平さんによると『カフェインコントロール』という考え方が広まったことがあるようです」「ライフスタイルに合わせて1日のカフェイン摂取量を調節することで、普通のコーヒーとカフェインレスのコーヒーを飲み分ける人が増えているといいます。どちらかだけというのではなく、夜はカフェインレスにしようという方がいるということです」「鈴木さんによると、その理由の1つには良質な睡眠があります。最近、睡眠はとても大事だと言われていますよね」斎藤キャスター「パジャマや寝具もそうですけど、睡眠が大事という風潮になっています」森アナウンサー「リカバリーウェア、疲労回復ということも言われています」瀧口麻衣アナウンサー「私もリカバリーウェアを3か月ほど前に購入して着ています。上質な良眠というか、よく眠れるようになりたいなと」森アナウンサー「皆さん睡眠の質を求めているということで、カフェインレスも睡眠の質を上げる動きの一環と言えそうです。理由の2つ目はリモートワークです」「自宅でリモートワークされる方は増えていると思います。集中力を高めるためにコーヒーを飲む回数が増える、それでカフェインの過剰摂取を気にし始める人もいるため、カフェインコントロールされている人が増えているということです」■街の人からは「おいしくなった」森アナウンサー「街でも確かに、そういう方はたくさんいました。ビジネス街の東京・日本橋にあるコーヒー専門店『CHOOZE COFFEE日本橋店』では通常のコーヒーはもちろん、カフェインを50%に抑えたコーヒーやカフェインレスコーヒーの3種類から選べるということです」 カフェイン少なめを注文した人「朝コーヒー飲んだので、カフェインの量を減らして制限しようかなと思って、真ん中(50%)にしました」カフェインレスを注文した人「時間帯とか体調とかで選べるんで、すごく使いやすい」通常のコーヒーを注文した人「(リモートワークでコーヒーを飲む量は)圧倒的に増えました。4~5杯は飲んでました。(コーヒーを)飲む回数が増えると眠れなくなったりとか、いろいろ気にしちゃうんで、そういうのが選べるとありがたいですよね」森アナウンサー「カフェインレスの味がおいしくなったという方もいました」カフェインレスを注文した別の人「(味は通常のコーヒーと)変わらないですね。全然遜色ないというか、おいしいです。味薄いのかなと思ったんですけど、全然そんなこともなかったので」■カフェインレスの製法が進化森アナウンサー「私も結構コーヒーは飲みますが、カフェインレスを昔飲んで『ちょっと味が薄いな』と思った印象が残っていました。おいしくなった背景には、製造技術の進歩があるということです」「全日本コーヒー協会副会長の鈴木さんによると、かつてはカフェインレスコーヒーを作るために、コーヒー豆を水につけていました。シンプルでアナログな方法です。水につけると、カフェインがふわっと抜けます」「それと同時に風味、酸味、苦みなどコーヒー本来のおいしさも抜けてしまっていました。(カフェインレスの味が)ちょっと薄いイメージがあるなと思ったのは、多分この時代のものだったからだそうです」「一方で最近多い製法では特殊なフィルターを使い、カフェインを除去してコーヒーのうまみだけが詰まった水に豆を入れます。今まではカフェインとうまみが出ていましたが、これはうまみが飽和状態なので、豆からうまみが出ていかず、カフェインだけが出ます」「結果的にうまみが残ったままカフェインが抜けているコーヒー豆ができて、おいしいカフェインレスのコーヒーを作ることができます」鈴江アナウンサー「浸透圧など、何か物理的なことを考えてやったということですよね。ちょっとした工夫で味が改善されているとなると、より市場が広がりそうですよね」森アナウンサー「ただ、カフェインレスにもカフェインが含まれています。消費者庁によると、お子さんや妊婦の方、授乳中の方、その他カフェインに敏感な方は摂取する量に注意が必要です。睡眠の質を上げたいというニーズがやっぱりあるのでしょう」 瀧口アナウンサー「上げたいですね。いい睡眠をとって、元気に仕事していきたいですね」森アナウンサー「健康志向の高まりもあります。さらに睡眠という市場が大変広がっているので、このカフェインレス市場がさらに激化し、技術も進化して、おいしいものが出来上がってくるのかもしれません」(2026年3月3日『news every.』より)
カフェインレスコーヒーの市場が拡大しスーパーなどでは紅茶を含めて多くの商品を目にするようになりました。カフェインの過剰摂取は健康にも影響を及ぼしますが、カフェインレス人気の背景には生活の質を上げるニーズや仕事のスタイルの変化もありそうです。
森圭介アナウンサー「消費動向を調査するインテージによると、カフェインレスコーヒーの市場規模は2019年から上がっています。去年の販売金額は60億円を超えていて、2019年のデータと比べると約2倍になっています。コーヒーは飲みますか?」
斎藤佑樹キャスター「すごくよく飲みます。(1日に)4~5杯は飲みます。(カフェインレスコーヒーは)あまり飲まないですけど、お店に行った時にたまに頼むことがありますね」
森アナウンサー「最近はよく見るようになりましたよね。全日本コーヒー協会によると、カフェインを90%以上除去したコーヒーのことをカフェインレスやデカフェと呼びます。これらの商品の幅が今、広がっています」
「東京・目黒区のスーパー『東急ストア 都立大学店』で、どれくらいカフェインレスの商品があるのか探してみました。コーヒー以外にも、カフェインレスの紅茶もあります」
「このスーパーで取り扱っているカフェインレスと表記している商品は28種類ありました(取扱い商品は店舗・時間帯により異なります)」
森アナウンサー「このスーパーでのカフェインレスコーヒーは、 2020年度は2025年度と比べて種類が1. 5倍に増え、売り上げも20%以上増えているそうです。カフェインレス紅茶も売り上げが40%以上増えています」
鈴江奈々アナウンサー「私はお茶派ですが、やっぱりカフェインレスの方が夜などに飲んだ時に安心して眠れるので、積極的にカフェインレスをとるようにしていますね」
直川貴博アナウンサー「私もカフェインレス紅茶(を飲みます)。いろんなフレーバーもあるんですよ。大学時代はコーヒーショップでアルバイトしていましたが、妊婦さんらだけではなく、結構カフェインレスコーヒー(の注文が)出てましたね」
森アナウンサー「消費者庁によると、カフェインの過剰摂取はめまいや動悸(どうき)など健康にも影響があります。健康志向の高まりでこういったものを選ぶという方もいるのかもしれません」「市場が拡大している理由について、全日本コーヒー協会副会長である美鈴コーヒーの鈴木修平さんによると『カフェインコントロール』という考え方が広まったことがあるようです」
「ライフスタイルに合わせて1日のカフェイン摂取量を調節することで、普通のコーヒーとカフェインレスのコーヒーを飲み分ける人が増えているといいます。どちらかだけというのではなく、夜はカフェインレスにしようという方がいるということです」
「鈴木さんによると、その理由の1つには良質な睡眠があります。最近、睡眠はとても大事だと言われていますよね」
斎藤キャスター「パジャマや寝具もそうですけど、睡眠が大事という風潮になっています」
森アナウンサー「リカバリーウェア、疲労回復ということも言われています」
瀧口麻衣アナウンサー「私もリカバリーウェアを3か月ほど前に購入して着ています。上質な良眠というか、よく眠れるようになりたいなと」
森アナウンサー「皆さん睡眠の質を求めているということで、カフェインレスも睡眠の質を上げる動きの一環と言えそうです。理由の2つ目はリモートワークです」
「自宅でリモートワークされる方は増えていると思います。集中力を高めるためにコーヒーを飲む回数が増える、それでカフェインの過剰摂取を気にし始める人もいるため、カフェインコントロールされている人が増えているということです」
森アナウンサー「街でも確かに、そういう方はたくさんいました。ビジネス街の東京・日本橋にあるコーヒー専門店『CHOOZE COFFEE日本橋店』では通常のコーヒーはもちろん、カフェインを50%に抑えたコーヒーやカフェインレスコーヒーの3種類から選べるということです」
カフェイン少なめを注文した人「朝コーヒー飲んだので、カフェインの量を減らして制限しようかなと思って、真ん中(50%)にしました」
カフェインレスを注文した人「時間帯とか体調とかで選べるんで、すごく使いやすい」
通常のコーヒーを注文した人「(リモートワークでコーヒーを飲む量は)圧倒的に増えました。4~5杯は飲んでました。(コーヒーを)飲む回数が増えると眠れなくなったりとか、いろいろ気にしちゃうんで、そういうのが選べるとありがたいですよね」
森アナウンサー「カフェインレスの味がおいしくなったという方もいました」
カフェインレスを注文した別の人「(味は通常のコーヒーと)変わらないですね。全然遜色ないというか、おいしいです。味薄いのかなと思ったんですけど、全然そんなこともなかったので」
森アナウンサー「私も結構コーヒーは飲みますが、カフェインレスを昔飲んで『ちょっと味が薄いな』と思った印象が残っていました。おいしくなった背景には、製造技術の進歩があるということです」
「全日本コーヒー協会副会長の鈴木さんによると、かつてはカフェインレスコーヒーを作るために、コーヒー豆を水につけていました。シンプルでアナログな方法です。水につけると、カフェインがふわっと抜けます」
「それと同時に風味、酸味、苦みなどコーヒー本来のおいしさも抜けてしまっていました。(カフェインレスの味が)ちょっと薄いイメージがあるなと思ったのは、多分この時代のものだったからだそうです」
「一方で最近多い製法では特殊なフィルターを使い、カフェインを除去してコーヒーのうまみだけが詰まった水に豆を入れます。今まではカフェインとうまみが出ていましたが、これはうまみが飽和状態なので、豆からうまみが出ていかず、カフェインだけが出ます」
「結果的にうまみが残ったままカフェインが抜けているコーヒー豆ができて、おいしいカフェインレスのコーヒーを作ることができます」
鈴江アナウンサー「浸透圧など、何か物理的なことを考えてやったということですよね。ちょっとした工夫で味が改善されているとなると、より市場が広がりそうですよね」
森アナウンサー「ただ、カフェインレスにもカフェインが含まれています。消費者庁によると、お子さんや妊婦の方、授乳中の方、その他カフェインに敏感な方は摂取する量に注意が必要です。睡眠の質を上げたいというニーズがやっぱりあるのでしょう」
瀧口アナウンサー「上げたいですね。いい睡眠をとって、元気に仕事していきたいですね」
森アナウンサー「健康志向の高まりもあります。さらに睡眠という市場が大変広がっているので、このカフェインレス市場がさらに激化し、技術も進化して、おいしいものが出来上がってくるのかもしれません」