ADHDは、不注意や衝動性などの症状によって日常生活に支障をきたす疾患です。ADHDは顔つきや外見ではなく、国際的に広く用いられている診断基準に基づいて、医師の診察によって診断されます。
※この記事はMedical DOCにて『「ADHDの女性は顔つき」でわかるの?ADHDの女性が困りやすいことも解説!』と題して公開した記事を再編集して配信している記事となります。
監修医師:前田 佳宏(医師)
島根大学医学部卒業。東京大学医学部附属病院精神神経科に入局後、東京警察病院、国立精神神経医療研究センター、都内クリニックにて薬物依存症、トラウマ、児童精神科の専門外来を経験。現在は和クリニック院長。愛着障害やトラウマケアを専門に講座や情報発信に努める。診療科目は精神神経科、心療内科、精神科、神経内科、脳神経内科。 精神保健指定医、認定産業医の資格を有する。
ADHDは、顔つきや外見では判断できません。行動や生活上の特徴を総合的に評価して診断します。大人になってから生活上の問題として顕在化するケースもあります。気になる症状がある場合は、早めに精神科や心療内科を受診しましょう。環境調整や精神療法、必要に応じて薬物療法を受けることで、生活における困難さの軽減が期待できます。
参考文献
『ADHD in Women: Symptoms, Diagnosis & Treatment』(Cleveland Clinic)
『成人の発達障害に合併する精神及び身体症状・疾患に関する研究』(厚生労働科学研究費補助金 障害者対策総合研究事業)
『注意欠如・多動症(ADHD)にはどの様な治療法がありますか?』(一般社団法人 日本小児神経学会)