クリスマスイブで大忙しのケーキ店。クリスマスケーキにも、物価高の波が直撃しているそうです。
【写真を見る】イチゴ高騰でケーキ店悲鳴 原材料の卵・牛乳なども「全部上がってる」 経験ない物価高でクリスマスケーキ200円値上げも「本当は500円上げたい…」
名古屋市東区にあるケーキ店「パティスリーマルロー」。クリスマスにあわせ4種類のケーキを用意しました。ことしは、あわせて約1400個の予約が入り、きのうから急ピッチで準備を進めています。
(パティシエ・中島昭一さん 69歳)「イチゴが乗ったケーキに勝つやつはないんじゃないか」Q.ケーキの王様?「うん」

なかでも1番人気は、たっぷりの生クリームにみずみずしいイチゴが目を引く「生クリームデコレーション」ですが、ケーキの原材料の中でも特に高くなっているのが、猛暑で生育が不安定だったイチゴです。
こちらの店では、夏に確保したイチゴの仕入れ価格が、1パックあたり200円ほど上がりました。5号サイズのホールケーキ1つあたりで、イチゴは7個ほど使っているそうですが…(中島さん)「間に挟むイチゴは若干薄く切っている」
ケーキの見た目は去年までと全く変わらないといいますが、スポンジの間に挟むイチゴの数は1個ほど減っています。それでも、物価高の影響で値段を去年からは200円値上げしたといいます。(中島さん)「500円ほど上げたいなっていう気持ちもある」
スポンジに欠かせない卵も、仕入れ値が去年より1~2割アップ。生クリームに使う牛乳も値上がりしています。(中島さん)「ことしと去年みたいにガンガン乳製品が上がると、毎月見積書(の価格)がどんどん上がる」Q.全部上がっている?「もう全部」
この道半世紀以上、69歳のパティシエ中島さんも経験したことのない物価高だと言います。お客さんの選ぶものにも変化が…(ショートケーキを購入した客)「年々上がっている気がするが、ことしは特に上がっている気がする」(中島さん)「(クリスマスは)お客さんの1年の集大成で、サービスするっていう形しかない」