2日放送の日本テレビ系報道番組「真相報道バンキシャ!」(日曜・午後6時)では、アジア太平洋経済協力会議、日米首脳会談などで外交デビューを飾った高市早苗首相の激動の1週間を特集した。
各国のリーダーと話す場面でも笑顔の目立った高市首相について、コメンテーターで出演の社会学者・古市憲寿氏は「まあ、石破(茂前首相)さんがひどすぎましたからね。国際会議でスマホいじったりとか」と厳しく話し出すと「それと比べたら高市さんが評価されるってすごく分かるんですよ。しかも、石破政権の反省点をすごい生かしてるなって思うんですね。だから、所作とか振る舞いに関しては完璧だと思います」と評価した。
その上で「ただ、1週間とか、そういう話なんで、本当のところは分からないわけですよね」と続けると「高市さんは雰囲気で得をしてるなって思うんですよね」と口に。
「右派と思われてるから、これまでの日本政府と立場を変えなかったとしても、やってくれた感というのが出ている」と指摘すると「例えば村山談話ですとか尖閣諸島の問題に関して踏み込んだ発言は少なくとも公の所ではしていないわけです。にも関わらず、なんかやってくれた感が出てるって意味では、まあ、雰囲気勝ちだなって気がしています」と続けていた。