良かれと思ってした誘いが、友人との関係に亀裂を入れることもある。投稿を寄せたのは愛知県の40代女性。親がリゾート地の有名ホテルのコンドミニアム契約をしているため、女性にも利用権があるという。
ある日、親から「今年度のポイントが余るから、ハワイにでも行っておいで」と言われ、友人に声をかけたそう。
「宿泊費はかからないから、航空機代と飲食代だけで良いけど、行かない?」
旅行代金のうち高級ホテルの宿泊代金がタダという話で、友人には喜んでもらえる、と想像していたことだろう。しかし、友人から返ってきたのは予想外の発言だった。(文:長田コウ)
驚くことに友人は、こんな辛らつな言葉を放ってきたそう。
「意味わかんない。〇〇(旅行代理店)の旅行代の方が安い。食事も付くし。言ってる話、ちょっと常識的にあり得ない」
確かに、いくら宿泊代金がかからないと言っても、ハワイへの往復航空券は10万円台からシーズンにもよっては30万円くらいかかることも。一方、格安ツアーのある旅行代理店ならホテルのグレードはともかく食事クーポンなどもついて、もっと安いこともあり得る、という主張だろう。
いずれにせよ、せっかくの機会を友人と楽しもうと誘ったにもかかわらず、こう返されてしまってはカチンと来ただろう。これをきっかけに、女性は友人と絶縁した。
「旅行代理店の方が魅力的だとしても、言い方。と思いました」
と、当時の憤りを振り返っている。結局、別の友人とハワイを楽しんだそうだ。
金額や条件の問題以上に、相手への配慮を欠いた一言が、2人の友情を終わらせてしまったのだろう。
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