水族館に張られた注意書がSNS上で大きな注目を集めている。
【写真】大人でも読みやすいよう漢字で書かれています
「某水族館のガラス破壊への煽り文句がすごいわかりやすい」とその模様を紹介したのはなおさん(@yukarinhocha)。
「※ここにはのらないでね※このアクリルガラスは家が買えるくらい高かったです。大切にしたいので蹴っちゃダメだよ」「※ここにはのらないでね※このアクリルだけで下宿しながら私立の大学に余裕で通えます。いたずらしないでね」などと書かれたこの注意書。
たしかに水族館の大型水槽は数cmから数十cmの厚さになることがあり、その費用も莫大。ちょっとした傷から大きな破損につながることもあるので、運営者の言いたいことは痛いほどわかる。なおさんにお話を聞いたところ
「こちらは愛知県蒲郡市の竹島水族館になります。子供とのドライブがてら訪れたところこの張り紙を目撃しました。壊したら安くはないいって伝わるなあと感心しましたが、まさか画像3枚の投稿でこんなに伸びると思いませんでした」
ということだった。
SNSユーザー達から
「漢字で書かれてるってことは子供向けの注意喚起じゃないって事ですね」「子供向けなら『ニンテンドースイッチが1000台買えます!』とかもわかりやすいよねw」「これ本当に万が一、いや億が一にも割ったらアクリルだけの請求じゃなくて周辺も水圧で流し尽くすだろうし展示物である生物やその復旧に掛かる費用と休業補償なんかのトータルでの請求全部が一旦の試算だろうから下手すると高級車数台分なんかじゃ済まないかもしれない」
など数々の驚きの声が寄せられた今回の投稿。原因はさまざまだが、近年、滋賀県立琵琶湖博物館(滋賀県草津市)、いおワールドかごしま水族館(鹿児島県鹿児島市)などで水槽の破損は実際に起こっている。水族館のガラスはくれぐれも大切に。
(まいどなニュース特約・中将 タカノリ)