思いがけない事実を知り、思わず息をのんだ経験はないだろうか。投稿を寄せた40代の女性は、「隣町の商店街にある古いお店」での不思議な出来事を振り返る。ある朝、その店の前を通りかかったとき、ごくありふれた光景を目にしたという。(文:長田コウ)
「年配のご主人が普通に店番してらした。うつむいて、帳簿でもつけてんのかなって感じ。そのまま『どうぞ~(いらっしゃい)』って言ってた」

その日は店に入らなかったものの、棚に欲しいものを見つけたため、後日再び店を訪れた。店にいた女の人に「あら?今日ご主人は?」と何気なく尋ねたところ、返ってきたのは信じられない言葉だった。
「父は3年前に亡くなりました」
さらに、「他に男性で店番するような人は、学生の弟以外居ない」ということも聞いた。あまりのことに唖然とした女性は、自分が数日前に姿を見たことを言い出せなかったという。
しかし、どうしても気になり「もしかしてこういう方ですか?」と恐る恐る自分が見た人物の背格好や顔立ちを伝えてみた。すると、それはやはり3年前に亡くなったご主人本人だったという。
生前にご主人との面識はなかったというが、「姿も普通の人間そのものだし、怖いとか全く無い」と心境を明かしている。お店の人によれば、ご主人はとても仕事熱心な人だったそう。
「やはりお店に憑いてるのかもしれない」
と投稿者は推測している。大切な店への深い想いが、今もそこに主人の姿を留めているのかもしれない。
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