水戸市中心部の路上で男女6人が刃物で襲われるなどして重軽傷を負った事件で、殺人未遂容疑で現行犯逮捕された同市の男(48)が、過去に茨城県警に対し「誰かにつきまとわれている」などと相談をしていたことが県警への取材で分かった。
男から県警に相談があったのは約10年前で「誰かにつきまとわれている」「誹謗(ひぼう)中傷されている」などといった内容だったという。逮捕後の調べに、男は「私を止めに来た人を切りつけた」と供述しており、動機や経緯などを慎重に調べる方針。県警は30日午前、男を殺人未遂容疑で水戸地検に送検した。
捜査関係者によると、男は、自宅マンション近くで通行人の女性(75)にナイフで切りつけたり、付近のバス停にいた男性(27)と女性(57)を殴打したりした際、背後から襲ったとみられている。県警は被害者が抵抗する間もなく次々と襲われたとみて調べている。