風営法の改正に伴う一斉摘発で、ガールズバーの経営者の男が逮捕されました。日本テレビは摘発前にこの店を取材していました。 ◇東京・渋谷のガールズバー。──店長さん?店長「そうです。うちのお店はしっぽりやりながら、急にテンション上がっていくみたいな…」店について語る男。この数日後。西山大介容疑者(32)「やばい、そんな感じ?」逮捕されたのは、ガールズバーの経営者、西山大介容疑者(32)。女性キャストに無許可で接待行為をさせた疑いがもたれています。

28日、改正風営法が施行され、警視庁は無許可営業の接待店の一斉摘発を行ったのです。この改正で、無許可営業の接待店などへの罰則は、200万円以下の罰金から3億円以下の罰金に引き上げられました。ガールズバー 店員「いらっしゃいませ」──2人です。ガールズバー 店員「いけますよ」日本テレビは、西山容疑者が経営するガールズバーを、摘発前に取材していました。ガールズバー 店員「(ガールズバーは)立ち止まってしゃべるのもあんまりダメ、接待行為になる。たまたまバーテンダーがちょっと話してくれた体でしゃべっている。ブラック寄りのグレーで飲食やってます」西山容疑者のガールズバーは、接待営業の許可を受けていません。ガールズバー 店員「大介がオッケーと言ったらオッケーだし、大介がダメと言ったらダメ」──店長から何か言われる?ガールズバー 店員「何も言われない。ダメな時があるから、その時はやめてほしいと」──ダメな時?ガールズバー 店員「目を付けられてる時とか」すると…。ガールズバー 店員「来ましたよ。大介です」──店長さん?西山容疑者「そうです、やらせてもらってます。(僕は)キャッチしてる時だいぶしつこいですよ。お兄ちゃんと呼ばせてもらいます」西山容疑者が現れ、客席に加わります。──渋谷のガールズバーは大変?西山容疑者「どこでやるのも大変かも」──最近は風営法が厳しい?西山容疑者「厳しい。助けてください。警察の見回りがめっちゃ多くなった」そして、逮捕された西山容疑者。警視庁の調べに対し、容疑を認めているということです。西山大介容疑者(32)「ガールズバーではこれが普通なので、逮捕されるようなことだとは考えていなかった。法改正になることは知っていました」改正風営法では、罰則強化の他に、料金に関するウソの説明や、恋愛感情につけ込み高額な飲食をさせるいわゆる“色恋営業”、売掛金回収のための売春などの要求、また、性風俗店が女性の紹介を受ける見返りに、ホストやスカウトに報酬を支払ういわゆる“スカウトバック”なども新たに禁止されました。夜の街にも、ある変化がありました。記者「ペンキのようなもので塗りつぶされていますね。よく見てみると4年連続1位と書いています」いたるところに、一部分が隠された看板が。「No.1」や「1億円プレーヤー」など、ホストが競争意識を持つような文言や、客がホストを応援したい気持ちを過度にあおるような文言についても、規制が明確化されました。警視庁は、今後も取り締まりを強化していくとしています。(6月30日放送『news zero』より)
風営法の改正に伴う一斉摘発で、ガールズバーの経営者の男が逮捕されました。日本テレビは摘発前にこの店を取材していました。

東京・渋谷のガールズバー。
──店長さん?
店長「そうです。うちのお店はしっぽりやりながら、急にテンション上がっていくみたいな…」
店について語る男。この数日後。
西山大介容疑者(32)「やばい、そんな感じ?」
逮捕されたのは、ガールズバーの経営者、西山大介容疑者(32)。女性キャストに無許可で接待行為をさせた疑いがもたれています。
28日、改正風営法が施行され、警視庁は無許可営業の接待店の一斉摘発を行ったのです。この改正で、無許可営業の接待店などへの罰則は、200万円以下の罰金から3億円以下の罰金に引き上げられました。
ガールズバー 店員「いらっしゃいませ」
──2人です。
ガールズバー 店員「いけますよ」
日本テレビは、西山容疑者が経営するガールズバーを、摘発前に取材していました。
ガールズバー 店員「(ガールズバーは)立ち止まってしゃべるのもあんまりダメ、接待行為になる。たまたまバーテンダーがちょっと話してくれた体でしゃべっている。ブラック寄りのグレーで飲食やってます」
西山容疑者のガールズバーは、接待営業の許可を受けていません。
ガールズバー 店員「大介がオッケーと言ったらオッケーだし、大介がダメと言ったらダメ」
──店長から何か言われる?
ガールズバー 店員「何も言われない。ダメな時があるから、その時はやめてほしいと」
──ダメな時?
ガールズバー 店員「目を付けられてる時とか」
すると…。
ガールズバー 店員「来ましたよ。大介です」
──店長さん?
西山容疑者「そうです、やらせてもらってます。(僕は)キャッチしてる時だいぶしつこいですよ。お兄ちゃんと呼ばせてもらいます」
西山容疑者が現れ、客席に加わります。
──渋谷のガールズバーは大変?
西山容疑者「どこでやるのも大変かも」
──最近は風営法が厳しい?
西山容疑者「厳しい。助けてください。警察の見回りがめっちゃ多くなった」
そして、逮捕された西山容疑者。警視庁の調べに対し、容疑を認めているということです。
西山大介容疑者(32)「ガールズバーではこれが普通なので、逮捕されるようなことだとは考えていなかった。法改正になることは知っていました」
改正風営法では、罰則強化の他に、料金に関するウソの説明や、恋愛感情につけ込み高額な飲食をさせるいわゆる“色恋営業”、売掛金回収のための売春などの要求、また、性風俗店が女性の紹介を受ける見返りに、ホストやスカウトに報酬を支払ういわゆる“スカウトバック”なども新たに禁止されました。
夜の街にも、ある変化がありました。
記者「ペンキのようなもので塗りつぶされていますね。よく見てみると4年連続1位と書いています」
いたるところに、一部分が隠された看板が。
「No.1」や「1億円プレーヤー」など、ホストが競争意識を持つような文言や、客がホストを応援したい気持ちを過度にあおるような文言についても、規制が明確化されました。
警視庁は、今後も取り締まりを強化していくとしています。